横浜の夜間中学 ５校から１校へ

公立の夜間中学は全国８都府県に３５校あります。
（全国の義務教育未修了者が、この８都府県にだけ集中しているわけがないので、
すべての都道府県、政令市に一校以上の夜間中学の設置が切実に求められています。）

その３５校中の５校、というと、かなり大きな比率を占めているのが、神奈川県横浜市の夜間中学です。
その横浜の夜間中学が１校に統廃合されるという大問題が、今起きています。
横浜市教育委員会は、９月１７日、横浜市会子ども青少年・教育委員会において、５校を１校に統廃合するという重大な問題を含む新方針を報告。はじめて公に発表されました。
それも、１０月中に決定し、来年度４月から実施、という急激なもの。審議の中で、大多数の委員から、疑問がだされ、「拙速」という指摘も多く聞かれたとのこと。

その４日後、９月２１日（土）に、「神奈川・横浜の夜間中学を考える会」は緊急集会を行い、
１、新方針を見直すこと
２、まずすぐに、横浜市内の義務教育未修了者の人数など実態調査、夜間中学の存在の周知PRを実施すること
以上の２点を、「アピール」として採択し、ハガキとファックスによる横浜市教育委員会への要請に取り組むことを明らかにしました。

詳細については、「神奈川・横浜の夜間中学を考える会」の公式ブログをご参照ください。
http://yokohamayakan.blog118.fc2.com

要請ファックスは下記の通りです。A４に拡大して印刷し、ファックス送信することができます。