ある筋からのお話です。
世界的に履いたことないひといないのでは? なジーパンですが、過去から「あまり頻繁に洗わない」という認識が共通でした。有名なロックシンガーでライブ中も履いているのに一度も洗ったことがなく、正直仲間のバンドマンから「臭い」と思われてて、仕舞いに洗われ、トドメにセンタープレス掛けられちゃう、なんて笑い番組も見たことあります。
そのぐらい、「ジーパンは洗わない」だったと思います。
ところがどっこい、もうこの概念は古いそうで、今は「それなりの頻度で洗ってください」だそうです。そうしないと脂汗や汚れにより繊維の傷みが加速し、破損の可能性がグッと高まるそうです。
じぶんがそうで、いつも特定の部位だけが駄目になってしまい困っていました。なるべくオンスの大きい(重い=厚手)を選ぶようにしているにも関わらず。
この話を聞かせてくれたのは自らも日暮里に生地を見に行って「今、ペラッペラッの生地しかないですよね。あってもMAX15オンス」と嘆いていたアメカジ店舗のスタッフのひとなので、間違いないと思います。
気をつける点は以下。
- 必ず裏返す
- パンツ用洗濯ネットに1枚ずつ入れる
の2点。洗濯による傷みを避けるためだそうです。まあ、昨今は本当に激薄のデニム生地ばかりですし、あれでしょうね、酷暑。昔に比べて生地に蓄積される脂汗の量が半端ないのは関係してるでしょう。
ただ、そのスタッフさんも比較で見せてくれましたが、当然色味はどんどんと退色してしまいます。こればかりは……。困ったことにじぶん、深い藍色しか好まないので、労るために洗濯を頻繁にしてもあそこまで色薄くなってしまうと……。履く気が起きるかどうか。
ここはもう天秤が難しいところですよね。
ちなみに、股下が簡単に破損するひとはまったく無関係。歩き方そのものに問題があるそうです。こればかりは当人が歩き方を直さない限り、どうにもならないそうです。へぇ。
帰宅中に洗濯ネットを追加で1個買って、夏でも履いていたジーパン2枚を早速、丁寧に洗いましたが、これからキミたち退色していくのか。う〜ん。
やかん