あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」、学習して来ました

2021-12-02 23:40:38 | Weblog

 会期終わり近くに駆け込みで行って来ました。むかしの人の暮らしぶりやものごとのはじまりにはとても興味があるので。

 結論から言うと、『にんげん』がやはりかなり特殊な生物であることが解ります。そして、結構当時の人たちもグルメな生活をおくっていた可能性。もっとも、飽食であったかは不明ですが。貝類をあれだけ食べてもなかなか胃は満たされないでしょうから。

 すでに縄文時代に『編みもの』の概念あったことも驚きです。どう思いついたのでしょう。縄文といえば土器がとにかく有名ですが、当時既にそれを専門とする集団、集落があった、というのも興味深いです。

 考察によれば、そもそもの適した粘土がよく採れる土地故とのことですが、ある意味『分業というかたち』がもう存在したことはびっくりです。

 それと、今回焦点を当てたのはあくまで『現在の東京に於ける縄文生活』な訳ですが、その範囲だけでも大量の土偶が出土したことに注目したいです。昨今、美少女に限らずまだまだ『フィギュア』に対する視線は冷たいですが、こんな昔から『お人形』たちと触れ合う(愛でる)習慣があるんだから「何をいまさら」だし、益々の購買に意思を強くしたものであります。

 にんげんを他の生物に対し上位種とはコメ粒も思いませんが、土器にしろ土偶にしろ左右均等であったり複雑な紋様、なにかの生物を想起させるレリーフが付けられるなど、特殊性を伺わせるメッセージはそこかしこにあり、深く考えさせるものが多量にありました。

 

 展示エリアの最後に置かれ『撮影禁止』となっていた仮面の女神(国宝)も見事な均整で、かつ、中は空洞であり土器を作る時の紐組みと同じ工程であることも驚きました。出土された時、右足は意図的に折られていたそうですが、いったいどのような意図でされたのか、興味は尽きません。

 

 縄文時代はまだ文字やなにかを書き記す、という慣習がないのでこういった出土されたものたちから当時の暮らしなどを検証、想像するしかないのですが、過去に戻れるのならいったいどういったキッカケでこのような生活様式が作られたのか、つぶさに知りたいものです。



やかん


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