今やPHS界において唯一のキャリアとなったウィルコム。最近、新型で機能が充実したスマートフォンも投入し、奮闘しているようにも見えます。しかし、長年のユーザーにとってはひとつの問題があります。
それが、メールアドレスの引き継ぎ可否。ガラケーと呼んでいい端末や初期のスマートフォン(意外や知られていないがスマートフォンに先鞭を付けたのはウィルコム)のメールアドレスは、@pdx.ne.jp(前期)、@willcom.com(後期)が使われています。ぼくの持っている2台もこれに準じています。
ところが、新製品のDIGNO DUAL 2も含め過去モデルもスマフォとなった途端(機種変更した途端)、メールアドレスが @wcm.ne.jp に変わってしまうという大問題がありました。MNP(Mobile Number Portability)=携帯電話番号ポータビリティーが一般的になった事から、メールアドレスは変わっても電話番号さえ変わらなければいいや、という人も多いのかもしれませんが、事、ウィルコムに関してはコアな客層が多く、@pdx.ne.jp、@willcom.comが使えなくなる事態はかなり大きな障害となっています。
かくいう自分もそれと同じ考えで、やはり長年使っている、という事も含めメールアドレス変更後の処理の煩わしさも含め、ロング・ウィルコムユーザーであるのに新端末への機種変更は二の足を踏んでいました。
先日の新製品発表に際し、再び使えるアドレスは @wcm.ne.jp のみである、というアナウンスが流れた途端、やはり長年のユーザーを中心に論争が巻き上がり、そこでふっと「それは何故なのか?」と思い、広報課に問い合わせをしました。
そこで返ってきた答えは以下の通りです(要約しています)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なぜメールアドレスが変わってしまうかに関してですが、ウィルコムのスマートフォンではソフトバンクモバイルのネットワークでメールサービスも含めたデータ通信を行う仕様(ドメインは「wcm.ne.jp」)となっているため、ウィルコムネットワークにある既存のメールサービス(ドメインは「willcom.com」「pdx.ne.jpなど」)のご利用が不可となっております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほど。確かにパケットなどのデータ通信系はすべてソフトバンク回線に委ねていますから、そうなりますね。一応、次のような予防線もあるようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再度音声端末に機種変更した場合、これまでの利用していたものと同じメールアドレス(@willcom.com,@pdx.ne.jpなど)は保存されておりますので再利用可能です。
※ただしサーバーでのメールの保持期間は30日間分となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いずれにしろ、相変わらずのなんとも残念な結果です。
しかし、ここでひとつ疑問が湧きます。今回の新製品に含まれる AQUOS PHONE es はどうでしょうか? この機種はPHS回線でのデータ通信機能を持っています。であれば、上記のソフトバンク回線頼みは回避出来るのでは?
ここにひとつ、光明が見出せました。以下は、同様にウィルコム広報課の正式な回答です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なお、今回新たに発表させていただいたAQUOS PHONE esではウィルコムのスマートフォンでは初めてPHSデータ通信機能を搭載しており、ウィルコムネットワークにある既存のメールサービスを利用できるようにするか検討を行っております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビック情報じゃないですか!? もしこの検討が、@pdx.ne.jp、@willcom.comが使えるものを指すのであれば、ロングユーザーにとってはまたとない朗報です。
今後のウィルコムの正式な発表を心待ちにしたいと思います。もっとも、ぼくはシャープの端末は過去のウィルコムで手酷い目にあっているので、(以下省略)。
なんとも楽しみですね!
やかん
それが、メールアドレスの引き継ぎ可否。ガラケーと呼んでいい端末や初期のスマートフォン(意外や知られていないがスマートフォンに先鞭を付けたのはウィルコム)のメールアドレスは、@pdx.ne.jp(前期)、@willcom.com(後期)が使われています。ぼくの持っている2台もこれに準じています。
ところが、新製品のDIGNO DUAL 2も含め過去モデルもスマフォとなった途端(機種変更した途端)、メールアドレスが @wcm.ne.jp に変わってしまうという大問題がありました。MNP(Mobile Number Portability)=携帯電話番号ポータビリティーが一般的になった事から、メールアドレスは変わっても電話番号さえ変わらなければいいや、という人も多いのかもしれませんが、事、ウィルコムに関してはコアな客層が多く、@pdx.ne.jp、@willcom.comが使えなくなる事態はかなり大きな障害となっています。
かくいう自分もそれと同じ考えで、やはり長年使っている、という事も含めメールアドレス変更後の処理の煩わしさも含め、ロング・ウィルコムユーザーであるのに新端末への機種変更は二の足を踏んでいました。
先日の新製品発表に際し、再び使えるアドレスは @wcm.ne.jp のみである、というアナウンスが流れた途端、やはり長年のユーザーを中心に論争が巻き上がり、そこでふっと「それは何故なのか?」と思い、広報課に問い合わせをしました。
そこで返ってきた答えは以下の通りです(要約しています)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なぜメールアドレスが変わってしまうかに関してですが、ウィルコムのスマートフォンではソフトバンクモバイルのネットワークでメールサービスも含めたデータ通信を行う仕様(ドメインは「wcm.ne.jp」)となっているため、ウィルコムネットワークにある既存のメールサービス(ドメインは「willcom.com」「pdx.ne.jpなど」)のご利用が不可となっております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほど。確かにパケットなどのデータ通信系はすべてソフトバンク回線に委ねていますから、そうなりますね。一応、次のような予防線もあるようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再度音声端末に機種変更した場合、これまでの利用していたものと同じメールアドレス(@willcom.com,@pdx.ne.jpなど)は保存されておりますので再利用可能です。
※ただしサーバーでのメールの保持期間は30日間分となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いずれにしろ、相変わらずのなんとも残念な結果です。
しかし、ここでひとつ疑問が湧きます。今回の新製品に含まれる AQUOS PHONE es はどうでしょうか? この機種はPHS回線でのデータ通信機能を持っています。であれば、上記のソフトバンク回線頼みは回避出来るのでは?
ここにひとつ、光明が見出せました。以下は、同様にウィルコム広報課の正式な回答です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なお、今回新たに発表させていただいたAQUOS PHONE esではウィルコムのスマートフォンでは初めてPHSデータ通信機能を搭載しており、ウィルコムネットワークにある既存のメールサービスを利用できるようにするか検討を行っております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビック情報じゃないですか!? もしこの検討が、@pdx.ne.jp、@willcom.comが使えるものを指すのであれば、ロングユーザーにとってはまたとない朗報です。
今後のウィルコムの正式な発表を心待ちにしたいと思います。もっとも、ぼくはシャープの端末は過去のウィルコムで手酷い目にあっているので、(以下省略)。
なんとも楽しみですね!
やかん