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「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■マダナイ('75・タイプ2)の小変更 ホットエアーを吸わせる #空冷VW

2017-03-16 18:08:49 | VW・T-II
 寒さと湿気の性か、またも咳き込む様子を見せた我がマダナイ('75・タイプ2)。

 主治医の元へレッカーでドナドナされて数日。

 結局、我が家で出て症状が店では発生せず、お手上げ。

 ただ、そのまま「ホイッ」と返すわけにもいかず、まず次の作業を行いました。

・抵抗入りで嫌な噂が流れていたボッシュの点火プラグを、ノーマルのNGK製に変更(4発とも)
・セミトラにしているのに何故かすこしポイントが焼けていたので、これを新品に交換

 と、本来はこの状態で戻ってくる予定でありましたが、そのあと、偶然にも寒い朝と降雨が続き、なんとようやく体調を崩したということです。

 ただし、ぼくが体験したトラブルとはちょっと違う様子だったといい、今度はホットエアーを吸わせる変更を行いました。

 これは、本来写真の四角部分にバイメタルが入っていて、エアクリーナーが取り込む空気が冷たい場合は、エンジンで温まった空気を自動で送り込む装置になっています。


 ところが、マダナイのこの装置は壊れていて、そもそも2本のパイプもメクラがされていたそうで、チューブは刺さってエアクリーナーに繋がっていましたが、機能していなかったそうです。

 そこで、このバイメタル部をバイパスして、常時エアクリーナーに温まった空気が送られるようにしました。


 四角い枠内にあるチューブが、バイパスしたものです。

 寒い時期にエンジンの発火により温めた空気をキャブレターに送り込む機能は、昔はメジャーなもので、うちのKLX250SRのキャブにも付いていましたが、今回のようにバイメタルを使っていると正常に機能しなくなっているケースが多いようです。

 これにより、多少、信号STOPでのアイドリングしないでストールしてしまうトラブルが減ったり、キャブの温まりが早くなったそうです。

 あとは、エアクリーナーの下側にも温めた空気を吸い込む口があるそうで、これの点検もしたみたいです。


 ちなみに、その壊れているバイメタルの装置は、エンジンのこの辺りに付いているものになります。


 これで調子崩すの直るといいのですけどねー。

 なにせ、直接のトラブルがお店では出なかったので、ぼくのうちでは出るかもしれません。

 というのが、都心に対して寒さと湿気が多い土地なので、キャブ車には困った条件の場所なのです。

 トホホです。ドイツは寒くても湿気がないから、こういったトラブルは遭遇しなかったみたいなのですよね。

 あーあー。

 ちなみに、ノーマルのキャブもかなりヤレていて、このあたりもトラブルを誘発する原因かもしれない、ということでした。

 定番のウェーバーキャブは、コンプリートで15万円なり。ギャー!


やかん

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