あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■2010サイクルモードピックアップ2

2010-11-12 23:44:55 | 自転車(全般)
 大幅遅れなので引き続き足早端折って。2弾。

やはり改善してくれました

 昨日のアルフィーネ11同様、当ブログで一度ご紹介したことのある、オルトリーブ(独)のオフィスバッグ(のサイクルラック/キャリアに取り付け可能なタイプ=QL2)。その物語は過去記事を参照いただくとして、このバッグは実際に使い始めてみて、たった1点だけ改善してほしいことがありました。
 それは、件のラック/キャリアに固定するためのフックです。樹脂製のものですが常にカバン側面から飛び出していて(都合3箇所)、これが手持ちで移動していると足にかなりの痛みを伴いながらブツかってくるです。どのぐらいブツかるか、というと、その部分の皮膚が赤くなりやがて擦りむけてくるほどです! もちろん長い目で見ればパンツにもダメージがあるはずです。それなので仕方なく、ぼくはやがてこのフックが飛び出している側を身体とは反対にして持ち歩くようになりました。ただこれですと当然ぼく以外の歩行者などに接触する恐れがあり、特に位置的にお子様などに危険きわまりないです。
 こういった声はやはり多かったようで、サイクルモードで展示されていたオフィスバッグのニューモデル(QL3)は、フック部とカバン本体が分離するように変更されていました。そうです! この姿を待っていたんです! もっともっと早く登場していればあなたを入手していたのに……。
 ちなみにまだ本国から現物が届いたばかりなので、国内でのサイズ/カラー展開、具体的なデリバリースケジュールや最終価格は決まっていないそうです。


ぼく愛用のオフィスバッグ(Lサイズ)。赤枠で囲った部分にラック/キャリアに固定するためのフックが付いていて、本当にかなり痛い。もちろんそれだけ頑丈ではあるので、使用中に突然「バキッ」となることはまずないかと。


新型は、フックはラック/キャリアに残りっぱなしで、

カバンはカバンで分離。使いやすいことこの上ない。また、公式資料がまだ揃っていないので正確なところは不明だが、今度のフックはこの構造変更により上側2箇所の固定方向に従来型より自由度があるようだ。

ウルトラロープライス!×お買い得!!×即戦闘!!!

 今回のサイクルモードは意外と自転車自体にあまり気がいかなかったのは前述のとおりですが、そんな中で我が目を疑うと共にグリーンシーズンの試乗会で乗り逃していたことを激しく後悔したのが、MTB界の雄・マングースの2011年モデル。ここのDH(ダウンヒル)バイクシリーズとして用意されている『グラヴィティ』ラインで「!!!!!」と盛大に驚いてしまい、その衝撃というか疑問をすかさず近くのブーススタッフの方にぶつけました(この人、業界長いです)。
「えぇっと、こちらのバイクのプライスは……、かっ、完成車? ……じゃない? ……フレーム単体? でも、表記としては完成車です……よねぇぇぇ……」とぼくの問いかけはひたすら自信喪失気味。
 しかし、氏は痛快且つ明快に「ええ! 完成車のプライスですよ!」(バッチリです!! という氏の声が聞こえたような……)
 なんでこのような会話になったかというと、会場で目が留まり疑ったそのバイクが、スペックと価格がまったく釣り合わなかったからなのです。
 話題の中心は『BOOT'R FOREMAN』(ブーター フォアマン)。ホイールトラベル210mmを誇るアルミフレームを軸に(ユニットはフォックスのVan R)、フロントサスペンションに名門ロックショックスのボクサーRC(200mmトラベル)をセットアップ。油圧式のディスクブレーキはAvid(エイヴィッド? アビド?)のコードR(ローター系フロント203/リア185mm)で、リアメカ(ディレイラー)はスラムのX.9という過不足ない内容。これにペダルまで付属して、今すぐに本格DHがはじめられる“ブーター フォアマン”のプライスは¥299,250(税込)!!
 もうビックリ仰天。まさに一時期の某G社並みのプライスです。しかも当時より確実に各部品の性能が上がっているので、費用対効果としては軒並み最強なハズです。いや、たいへん驚かされました。しばらくそのことなどについてお話しをさせてもらっていたのですが、そうこうしていたらこちらの社長が見えられたので、再度率直に驚きを伝えたところ、種明かしをしてもらえました。
 いわく「ハイ、この商品は米国本社にお願いをして、目玉プライスにさせてもらいました。完全に戦略価格ですね。来期に向けて日本の市場を再活性化することも企図してなんです」とのお話しで。本国と交渉してビックリプライスにするだけでなく、それを以て盛り上げ気運を高める起爆剤にしようとは、この方のバイタリティにあらためて震撼と感動させられた一面でもありました。やはり受注会で既に多くの注文を頂いているそうです。
 ちなみにこのブーター フォアマン、10月に足を運んだありパノに並べてあったというじゃないですか。当日ブースを訪れてましたが、お喋りとカタログ頂戴で終始してしまい、存在を完全に見逃していました。激しく後悔ですが後の祭り。今月予定されているイベント(秋さが)で乗ることができるかもしれないので、場所は本格DHコースではないですが、機会あれば是非貸していただこうと思います。


 折角なので本国転載のスペックを。
Overview:Gravity full suspension 210mm bike designed for freeride and downhill

Frame:Mongoose FreeDrive H 210mm travel and 150mm Maxle dropouts
Fork:Rock Shox Boxxer RC 200 mm travel, rebound, compression and preload adjust, 20 mm Maxle thru axle
Rear Shock:Fox Van R rebound and preload adjust, 241×76 mm w/ 19×8 mm hardware
Crankset:Truvativ Hussefelt with cromoly pedal inserts 38T ring
Bottom Bracket:Truvativ Howitzer TM (83 mm shell)
Pedals:Funn melt forged with 3M mini panel and replaceable pins
Front Derailleur:N/A
Rear Derailleur:SRAM X.9 short cage
Shifters:SRAM X.7 9 speed
Cog set:SRAM PG-950 Cassette 11-26
Chain:KMC X9 w/ Missing Link connector
Rims:SUN MTX-31 32 hole
Tires:Kenda Excavator DH w/ Stick-E rubber 26×2.5
Front Hub:Formula sealed bearing 20mm thru axle
Rear Hub:Formula sealed bearing 150×12 thru axle cassette
Spokes:DT Champion 14G stainless
Brake Rotor:Avid Code R four piston caliper, 203 mm front rotor / 185 mm rear rotor
Brake Levers:Avid Code R
Handlebar:Funn Fatboy butted 7050AL riser 31.8×50×710 mm
Stem:FUNN RSX 31.8×45 mm direct attach for Boxxer, CNC alloy
Grip:Mongoose Lock on
Headset:FSA Orbit Z 1.5 Flush Fit, reduces 1.5 head tube to 1 1/8" fork
Saddle:Custom Mongoose SDG Bel Air I-Beam
Seat Post:SDG I-Beam 2014 alloy, 31.6×250
Seat Pin/Clamp:Alloy w/QR
Extras:MRP G2 chainguide Rock Shox Maxle

やかん

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