東大硬式野球部も現在、年末年始の休止中。卒部した4年生も、井上、奥野など社会人野球へ進む者、高橋のように独立リーグへ進む者など多種多用。
さらに斎藤周のようにプロ野球、ソフトバンクにデータスタッフとして採用された者もいる。
その中で私が一番記憶に残ったのは隈部敢(くまべ・かん)(神奈川県立浅野高校卒)選手。彼は160㎝、64Kgの小兵。
オープン戦では、かつて、よく出場していたがリーグ戦は4年生になって初出場。おもに1塁コーチャーをしていたが足の速さを生かして代走で活躍。
春3個、秋2個盗塁に成功。失敗したのは1回しか見たことが無い。打撃は2打数無安打に終わったが4年生時、1年間で5盗塁、5得点を挙げた。
これだけ走れるのならば、もっと早くから代走で使いたかった。特に対法政戦で法政のエースでプロ野球DeNAドラフト4位の三浦からディレードスティールで3盗を決めたのはお見事の一語。
ヒットこそ打てなかったが守備にも就いたし、代走で記憶に残した好選手だ。
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