カサカサの感想ハダで備忘を保てるか

日々の感想、音楽の話、研究と教育を素材に、
作文の練習を兼ね備えた一皿。
かしこまった文体風のソースを添えて。

その後

2014-11-08 03:29:33 | 合唱の指揮を頼まれた
11月6日(水)

PTAの合唱の今後の練習と本番を辞退するというメールを送信した明くる朝、仕事場へ行って合唱担当のご主人と会った。彼は、私からのメールをワープロへコピーして、文書化していた。

午後、私と伴奏者が辞退する旨はおそらく学校やPTAに伝えられたものとみられ、同時にワープロ化された文書に、合唱担当ご主人の送り状を添えて、PTA会長が関わる病院、教育委員会、市長、などにFAXで送信され、交歓会の主催校には出場辞退の連絡を入れたと、夕方に連絡が入った。

これで、京都市がまったく何もしなかったら、完全に教育行政は信用したくなくなる。

夜になり、再びメールが届いた。
教養部の数人が合唱担当宅へ押しかけてきて、練習のみ伴奏していた先生の電話番号を教えてもらうまで帰らない、それだけ聞けば後は何とかするんで、と来たそうである。

この中に、練習に来たことのない教養部長がおり、対応されたご主人のご両親と口論になったようである。これで、はからずも、ご両親には奥様がどんな目に遭っていたのかが伝わることになった。

何やら、終戦の日前夜、玉音放送の音源盤を家捜しする軍の保守派のようである。
とにかく、その時点で小学校の内部は荒れているようだ、とのコメントもメールには添えられていた。


11月7日(金)

元合唱担当者のご主人からメール報告があった。

朝、校長から電話があって、何とかなったとのこと。
もう新しい指揮も伴奏も決まったらしい。

私の辞退のメール文はFAXで、PTA会長の職場の病院、関係する大学(医学部)などにも送信された。これに呼応して、病院理事長や関係大学教授らが、責任をとって対応するようPTA会長に直接連絡を入れたらしい。

それで、校長通じての謝罪、合唱はPTA会長の責任で必ず参加すること、指揮者・伴奏者も用意すること、という流れになった。

まったく「大人」に叱られて罰を与えられた子供である。

1日で後任の指揮者・伴奏者が見つけられる機動力があれば何の問題もない。これまでが、いかに完全にいじめ目的の振る舞いであったか。そして、それに組織外の人間を平気で巻き込んできたことに無頓着であったか。

いや、無頓着ではない。わかっていたからこそ、我々の機嫌を損ねないように、「休む日」に休まなかったのである。ますます性質(たち)が悪い。

それから、PTA会長がPTA部員と校長と一緒に奥様に謝罪してしこりを残さないようにしたいと言ってきたそうである。校長は私の手紙に一部反論はあるものの、全体として事情は理解したので、先生方にはお疲れ様でしたと伝えてくださいと言ってきた、ともある。

私の了解事項はあくまで合唱担当さんからの情報と自分が見てきた事実関係から構築されているので、誤解が生じているのは当然である。反論くらい甘んじて受ける。

しかし、結果がすべてである。
「お疲れ様」という時点でかなり上から目線を感じるのは私だけであろうか?

…それにしても、今日1時間練習して、当日の昼前に当初の計画通り少し練習したとして、新しい指揮者と伴奏者で演奏できるのだろうか。

私が今さら心配する義理はないのだが、そもそも、前回の練習までの出来なら誰が指揮を振ってもおそらく同じである。少なくとも1~2回の練習でとりあえず何とかなるような指揮者と伴奏者がいたのであれば、初めからそのメンバーでよかった話である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿