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合唱の指揮を頼まれた(9)

2014-11-05 03:19:57 | 合唱の指揮を頼まれた
体育館問題(2)


10月5日(日)

10月9日(木)には「交歓会」の全体会議がある。当日のことや会場の打ち合わせなどである。それに行くという事務連絡のメールが合唱担当さんから入った。その後半には、PTAのその時点での最新の状況が綴られていた。以下、合唱担当さんの了解を得て、下に引用する。
(※ところどころ、名前を改変して実名を避けている)


(引用ここから)---------------

あとは、PTAの方で動きがありましたので、報告します。

体育館練習の件ですが、もう一回押さえるのは難しい状況になってきました。
本番当日の体育館に、行事(地域の振興会)を入れてきたのです。
結局過去と同じパターンで、そうする事で、体育館練習をしなくてすむ、行事を理由に参加を断れる人が出てくるのです。
校長先生と教頭先生は、今までそれで参加しませんでした。
去年の体育館練習は、責任者だった△△さん(賛助会員、男性)が掛け合って下さったのですが、今年は違う役職なので、そこまで頼めるかはわかりません。

『(筆者)先生方が仰っています。』とは伝えています。
でも、音楽室でならいいと言うので、『広い場所で歌った方がいいと先生方が希望されている』とも伝えましたが、話もよく変わるし、はっきり返事が返ってきません。

以前は、主人が辞めると言っていたので、11月7日の体育館練習は、黙認して通してくれたのです。
最近は、主人の仕事が忙しくて、介入していないので、先生方も辞めないだろうと思っているようで、『先生方が…』と言っても、あまり効果がないです。

あと一人、校長先生と××会長(PTA会長)が、合唱参加を説得して下さる事になっていた男性(私は交渉禁止だそうです)の話も、止まっています。その男性も、本番当日の振興会に参加されるみたいです。


時間をおいてまた話してみます。

あとは、私が早い時間に行って、音楽室の鍵を開けているのを嫌がっているのは知っていました。練習を休まない事もですが。

10月12日の地域運動会は、『これに参加するなら、自分達も合唱に参加してもいい』と言われ、次男のコンサートと掛け持ちで、部分的に手伝うならとOKしていました。
準備は10月11日とのことでしたし。

運動会準備で、10月10日の練習を欠席する人が多いのですが、私も練習に出るな、との事です。
10月24日の練習も同様にです。
(□□先生(練習の伴奏者)の練習日なのも気になります)
早く行って、音楽室を開けるから…と断ったのですが、『学校側で開けるから来なくていい』との事です。

前回の練習時に、10月25日に行事『(学校名)フェスティバル』を入れるから、10月24日の練習に出られないと、××会長達に言われました。
私が、合唱練習をとるか、××会長達に協力するのをとるか…という話です。

毎回、練習直前にドタキャンメールが数通と、また新たな行事が入って参加できないという話、新たに本番に参加しない人の話が出ます。

PTAの様子を見ていましたが、こちらが協力したら皆も協力してくれるなら…と思っていましたが、むしろその場で絡まれたり、話がこじれる原因になるので、合唱が終わるまで、なるべく接触を絶とうと思います。
その事で、『○○さん(合唱担当)がPTAに協力しないなら、自分達も合唱に協力しない』という人が増えるかもしれません。
私は『そんなに合唱したいなら一人でステージに立て』とも以前からいわれていました。

(少し別件なので中略)

長くなってしまいすみません。
また何かあればご報告致します。
宜しくお願いします。

(引用ここまで)---------------


このメールを受けて、ようやくだが、PTAがどういうつもりで動いてきたのかをかなりリアルに把握することができた。この時点から、私の頭の中では、この合唱から如何にうまく撤退するか、ということばかりが駆け巡っている。

練習途中で指揮者を辞任し伴奏者を伴って完全に引き払う手もある。しかし、これをやるには、合唱担当者に迷惑がかかる。

PTAは合唱も本番に出るのも嫌で、合唱に参加しない方法だけが念頭にある一方、PTAの横のつながりで開催されるイベントなので、参加できませんでしたというのも困ると思っているようだ。

だから一度合唱担当者が降りるといった時に手のひらを返して慰留し、10月31日に相談なく行事を入れたが、その後どうなったわからないような状況になっている。全くの矛盾を思いつきだけでやっている。まるで人の親とは思えない、子供以下の発想である。

途中で我々が引き下がると、あとに残った合唱担当が攻撃を受けることは容易に想像できる。そんな親たちから何か吹き込まれて、お子さんがいじめに遭う可能性も排除できない。お子さんの住所を変更して、転校も覚悟してもらわねばならない選択肢である。

もうひとつは邪魔な分子を排除して、合唱に乗りたい人たちと本番を迎える手がある。もともと名簿上30人弱のメンバーが徐々にあるいは交互に欠席して、練習人数は減っている。ただ、何回か前に書いたように、話を聞いて音取りをしようという姿勢の人もごくわずかいる。音が取れて声が少しでもマシに出るなら10人ちょっとでも舞台には上がることはできるだろう。

ただ、そういう少数派もほとんどPTA役員なので、合唱に気を遣いながらも、本番当日の裏である振興会行事に出なければ、PTAの中で攻撃されたりするから、向こうになびく可能性がじゅうぶんにある。

最初の記事に書いたが、とにかく古い住宅地域の小さいソサエティ、田舎のガキ大将社会のようなものが根付いているようだ。

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