予想外の展開(2)
10月10日(金)
夕方になって練習に出かけた。
かなり人が少ない中でどうやって練習するか。まだ音取りが終わってない部分もある中、少数でそれをやっても意味がない。と、そんなことを考えながら学校へ向かった。かなり鳩尾(みぞおち)のあたりが重かった。
学校へ到着して、運動会準備の様子をのぞいてやろうとグラウンドのほうへ行ってみた。すると、別にPTAの人がいる様子もなく、運動会のテントの屋根や支柱が積んであるでもなかった。
毎週見かけるように、ナイター照明の中で、中高年ぐらいの人たちが球技のようなことをしていた。
「なんだ・・・」と思いながら音楽室へ入って開始時間を待った。開始5分くらい前に珍しく2~3人の父兄が現われた。準備から外れた人だなと思っていたら、半月ぶりくらいに校長が現われた。
19:30になるころ、PTA会長、それに副会長が2人とも練習に来た。それでも全体ではいつもより人数が少ない。校長がやおら立ち上がって発言した。
「今日はPTAのほうで運動会の準備があるので、少し少ないと思います。」
「では、」とばかりに発声練習を始めようと思ったら、ぞろぞろと少しずつ人が集まりだし、いつもより遅めの19:40に発声を始めるころには、前回と同じくらいの人数が集まっていた。
運動会準備でたくさん休む、というのはどこへいったのか。
結果的に思い通り練習ができたのは皮肉なことであろうか。
今日はきっと大人数が休むという結果を見越して、練習後、合唱担当夫妻と今後のことを相談するつもりで会合した。予想外に人が来たので皆首をかしげた。合唱担当のご主人がこの日の状況を推測された。
実はこの2週間前、練習後、この日と同じく合唱担当の夫妻と私と伴奏者は軽い食事をしに学校近くのファミレスに入った。そこで夫妻がこそこそと何か話していることがあった。そのときに、PTAの悪巧みをしたり、いつもつるんで女子会などしている人たちがいたそうである。
そのとき、こちらにも気づいていれば指揮者・ピアニストが合唱担当夫妻とかなり親しく、もし合唱担当夫妻が再び辞めると言い出したら、一蓮托生ですべてを失うかもしれないと思ったのではないか。
だから、大勢と休むと豪語したものの、あまりに休んで我々、特に指揮者と合唱担当のご主人のほうを怒らせるようなことはしないほうが良い。19:30過ぎてぞろぞろ父兄が集まりだしたのも、メールか何かで数が少ない、ヤバイ、といった情報が飛んだからではないか。
あくまで全く根拠のない推測だが、そのように考えれば、なるほど確かに辻褄が合う。
この日の練習が終わった後、教養部の人が合唱担当者に詰め寄って「全体会議のときの資料持ってるならくれませんか、私たちも把握しておかないといけないし」と言っていた。合唱担当の奥さんは、資料はたくさんあるし1部しかないし、それらを簡単にまとめて次回にも配布すると言って断ったが、さらに同じ理由で再度詰め寄っていた。
これも、資料を手に入れてしまえば、合唱担当夫妻から指揮者と伴奏者を引き離して、合唱担当が辞めたとしても自分たちだけで「交歓会」に出られる、という。
そう考えて合点がいくことがもうひとつあった。
前記事で引用したメールに「11月7日の体育館練習を、まだ押さえていない事が判りました」とあった。この日の練習の締めくくりに、合唱担当さんが今後のことなどを連絡したとき、校長が率先して、11月7日の体育館練習を自分が先約を停止して抑えると発言した。
練習が始まる前からPTA総出で妨害してきた体育館練習を、である。
これも、妨害の首謀者たちが校長に「ヤバイ」ことを伝えたからかとも思われる。
まあ、推測ばかりを重ねても生産的ではないので、ここで判明した事実だけを整理しておく。
1つは、10月10日(金)夜に運動会の準備などなく、休むと公言していた面々は実は練習に来られる状態であった。現に前回と同じ規模の人数、会長・副会長らがすべて顔をそろえている。つまり、事前の公言は嘘だったということである。
2つ目は、この嘘の口裏あわせを校長が把握していたことである。現に19:30の段階で、校長自ら「今日は休む人が多い」と発している。そのあと、多くの役員が「準備」に行かず合唱に集まった。
墓穴を掘った観は否めない。
10月31日の教養講座の件につづいて、今回の運動会準備もPTA会長周辺と校長が結託していたことは明白である。
10月10日(金)
夕方になって練習に出かけた。
かなり人が少ない中でどうやって練習するか。まだ音取りが終わってない部分もある中、少数でそれをやっても意味がない。と、そんなことを考えながら学校へ向かった。かなり鳩尾(みぞおち)のあたりが重かった。
学校へ到着して、運動会準備の様子をのぞいてやろうとグラウンドのほうへ行ってみた。すると、別にPTAの人がいる様子もなく、運動会のテントの屋根や支柱が積んであるでもなかった。
毎週見かけるように、ナイター照明の中で、中高年ぐらいの人たちが球技のようなことをしていた。
「なんだ・・・」と思いながら音楽室へ入って開始時間を待った。開始5分くらい前に珍しく2~3人の父兄が現われた。準備から外れた人だなと思っていたら、半月ぶりくらいに校長が現われた。
19:30になるころ、PTA会長、それに副会長が2人とも練習に来た。それでも全体ではいつもより人数が少ない。校長がやおら立ち上がって発言した。
「今日はPTAのほうで運動会の準備があるので、少し少ないと思います。」
「では、」とばかりに発声練習を始めようと思ったら、ぞろぞろと少しずつ人が集まりだし、いつもより遅めの19:40に発声を始めるころには、前回と同じくらいの人数が集まっていた。
運動会準備でたくさん休む、というのはどこへいったのか。
結果的に思い通り練習ができたのは皮肉なことであろうか。
今日はきっと大人数が休むという結果を見越して、練習後、合唱担当夫妻と今後のことを相談するつもりで会合した。予想外に人が来たので皆首をかしげた。合唱担当のご主人がこの日の状況を推測された。
実はこの2週間前、練習後、この日と同じく合唱担当の夫妻と私と伴奏者は軽い食事をしに学校近くのファミレスに入った。そこで夫妻がこそこそと何か話していることがあった。そのときに、PTAの悪巧みをしたり、いつもつるんで女子会などしている人たちがいたそうである。
そのとき、こちらにも気づいていれば指揮者・ピアニストが合唱担当夫妻とかなり親しく、もし合唱担当夫妻が再び辞めると言い出したら、一蓮托生ですべてを失うかもしれないと思ったのではないか。
だから、大勢と休むと豪語したものの、あまりに休んで我々、特に指揮者と合唱担当のご主人のほうを怒らせるようなことはしないほうが良い。19:30過ぎてぞろぞろ父兄が集まりだしたのも、メールか何かで数が少ない、ヤバイ、といった情報が飛んだからではないか。
あくまで全く根拠のない推測だが、そのように考えれば、なるほど確かに辻褄が合う。
この日の練習が終わった後、教養部の人が合唱担当者に詰め寄って「全体会議のときの資料持ってるならくれませんか、私たちも把握しておかないといけないし」と言っていた。合唱担当の奥さんは、資料はたくさんあるし1部しかないし、それらを簡単にまとめて次回にも配布すると言って断ったが、さらに同じ理由で再度詰め寄っていた。
これも、資料を手に入れてしまえば、合唱担当夫妻から指揮者と伴奏者を引き離して、合唱担当が辞めたとしても自分たちだけで「交歓会」に出られる、という。
そう考えて合点がいくことがもうひとつあった。
前記事で引用したメールに「11月7日の体育館練習を、まだ押さえていない事が判りました」とあった。この日の練習の締めくくりに、合唱担当さんが今後のことなどを連絡したとき、校長が率先して、11月7日の体育館練習を自分が先約を停止して抑えると発言した。
練習が始まる前からPTA総出で妨害してきた体育館練習を、である。
これも、妨害の首謀者たちが校長に「ヤバイ」ことを伝えたからかとも思われる。
まあ、推測ばかりを重ねても生産的ではないので、ここで判明した事実だけを整理しておく。
1つは、10月10日(金)夜に運動会の準備などなく、休むと公言していた面々は実は練習に来られる状態であった。現に前回と同じ規模の人数、会長・副会長らがすべて顔をそろえている。つまり、事前の公言は嘘だったということである。
2つ目は、この嘘の口裏あわせを校長が把握していたことである。現に19:30の段階で、校長自ら「今日は休む人が多い」と発している。そのあと、多くの役員が「準備」に行かず合唱に集まった。
墓穴を掘った観は否めない。
10月31日の教養講座の件につづいて、今回の運動会準備もPTA会長周辺と校長が結託していたことは明白である。
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