いなちゃんの脇道

 日々の出来事を記録してます。

南コ−カサス(14)アルメニア ホルヴィラップ修道院

2024-10-21 14:45:18 | 海外旅行
 20日: アルメニアに来て初めて朝から快晴。
 エレバンの街中からアララト山が間近に見える。

 アララト山は旧約聖書の創世記にノアの箱舟が漂着したと云う標高5165m、今はトルコ領にある。
 本日はエレバンの南バスステ-ションから467番のバスでホルヴィラップ修道院を訪れる。
【午前は9時発のみ】
 バスを降りてから20分程歩く。
 ホルヴィラップ修道院はエレバンの南約30km、ほぼトルコ国境近くの岩の上に建つ。
 7世紀に礼拝堂が建てられ、13世紀に周囲を城壁で囲まれた修道院が創設された。
【礼拝堂がある聖マリア教会は17世紀に建てられた】
【礼拝堂】
 3世紀末にアルメニアをキリスト教化した聖グレゴリウスが幽閉された穴がある建物。
【左:建物、右:内部、下左:穴に降りる梯子、下右:幽閉されていた穴】

【城壁に囲まれている】

【横の岩山からの眺め】

 帰りのバスはYandex mapによると2時間以上ある。
 Yandexは表示されない。仕方ない、始発の2km先の奥の町迄歩く。
 公園がある。ここがバス停らしい。
【公園でゲームに興じる老人達】

 公園で日向ぼっこしていた老人達に"エレバン?""バス?"と聞いた。
 老人達が云うには、バスは無い。タクシーで行けと云う。

 Yandex mapは郡部では不正確とネットにあった。どっちが合っているか分からない。タクシーも見当たらない。
 仕方がない、今来た反対方向の町迄5kmあるが、取り敢えず歩く。
 道端のぶどう畑の採り残しのぶどうをついばみながらチンタラと歩く。

 交通量の多い太い道路に出た。反対側に数人の地元の人が立っている。バス停らしい。Yandex mapには無いが私もそこで待つ。
 暫くして隣にいた若い女性が、"エレバンか?"と尋ねてきた。頷く私。
 と、程無く来た1台の乗用車に一緒に乗れとの素振り。女性の後から乗り込む。
 知人の車かと思ったらYandexらしい。そういえば先程スマホの画面を私に見せていた。
 どうも歳を取ったせいか、ここまでの状況を把握するのに時間が掛かる。兎に角、あれよあれよと言う間に車に乗っていた。
 ツ−リストか?日本から来た!メトロの駅で良いか?など一言二言話しただけ。
 走りながら考えた。エレバン迄行く女性、運賃を割り勘にする塩梅か。若いのにしっかりしてるなぁと内心。
 運ちゃんはやたらと飛ばす。30分程経ったか、車は止まった。
 ここだと言う。メトロの駅が見える。降りた。女性も降りるかと思ったら乗ったまま。てっきり一緒に降りたあと、料金を折半するものと思っていた。
 料金は幾らか?と聞く頭も回らず、サンキュ−と一言言ってドアを閉めた。
 女性は親切で乗せてくれて、或いは半分料金を出してくれるものと期待してたかも知れない。自分の対応のまずさに、歳を取って機転が効かなくなったなぁ、としきりに反省🥴因みに料金は3〜4千円ほどか?
【エレバンの南の方の地下鉄(地上)駅のプラットフォーム】
 
【切符、QRコ−ドを改札機に読み取らせる方法を女性駅員が教えてくれた。切符を受け取る時、2人共静電気でビリッと来た🤯(関係ないか😅)】
 例によって遅い昼食、食欲が無く和食屋に!
【珍しい回転寿司の和食屋】

【寿司では無く味噌ラ−メン】
 夕食にイタメシを食べる
【かぼちゃスープにパスタ】





南コ−カサス(13)アルメニア ガルニ神殿とゲガルド修道院

2024-10-20 17:54:37 | 海外旅行
 19日:ガルニ神殿とゲガルド修道院はエレバンの南東約30km、アザ−ト川峡谷沿いにある。
 例によってバスを乗り継いで、まず手前のガルニ神殿に向かう。
【266番のバスで】

 ガルニ神殿は紀元前3世紀頃に建てられた要塞。
【ガルニ神殿】
 一度地震で崩壊したが、1930年にその断片を元に再建された。
【上右:神殿の内部、下左:門、継ぎ接ぎが分かる、下右:建設当時の浴場跡】

 次にゲガルド修道院に向かう。15km程奥にある為、Yandexを使う。近くにいなくて、30分ほど待つ。
 ゲガルド修道院は世界遺産に登録されている。中々見応えがあった。
【ゲガルド修道院、主聖堂】
【中に入ると結婚式を終えたカップル】

【その奥の間?では若い子供の洗礼式?】
 1段左上に岩山をくり抜いた修道院がある、よくも人の手でこれだけの物を..🙄
【左:左下に入口、右:岩をくり抜いた教会堂、下左:レリ−フ、下右:奥の僧堂】

 帰りは、バスの終点迄Yandexを使う。
15分程待つが、Yandexは安くて本当に便利だ。バスの終点から266番のバスで帰る。
 街に帰って遅い昼食。食堂形式で、陳列品から指差し選ぶ。安くてまずまずの味だが、アルコールは置いてない😂















 ゲガルド修道院はガルニの上流15km、岩山を彫り抜いて造られた修道院。
 先のバスで終点駅迄いって、更に7km先迄タクシーで行く。
 ゲガルドとは"槍"と云う意味で、昨日エチミアジン古宝物庫で見た槍先は、かつてこの修道院で保管されていた。
 修道院の起源は4世紀に遡るが、現在見ているのは13世紀の建物。
【ゲガルド修道院】

南コ−カサス(12)アルメニア エチミアジン

2024-10-19 20:15:47 | 海外旅行
 18日:市内観光を後回しにして、エチミアジン大聖堂やその他の遺跡の見学に行く。
 今回取ったホテルは余り交通の便が良くなかった。
 ホテルからバス乗場迄少なからず歩く。それからセンターバスタ−ミナル迄市内バスで行く。この市内バスは100ドラム(約40円)現金払い。
 エレバンはバスは現金払いが原則のようで、小銭が無いとバスに乗れない。(運ちゃんに釣りを貰う事も出来るが大きな紙幣は???)
 さて、センターバスタ−ミナルから203番のバス(300ドラム)に乗る。 

 エチミアジンの少し手前で降り、スヴァルノトツ大聖堂遺跡に行く。
 世界遺産で7世紀建造、10世紀の大地震で崩壊。
【スヴァルノトツ大聖堂】
【左上:入口の門から参道?を歩いてかなり奥にある】

 次にリプシメ教会に行くが2kmある。丁度そこに居合わせたタクシーで向かう。
【リプシメ教会】


 次に本日のハイライト、エチミアジンにむかう。やはり2kmほど離れているのでYandexを使う。
 エチミアジンはアルメニア使徒教会総本山がある町。町が創設された117年アルメニアの首都だった。
【エチミアジン大聖堂】


【宝物庫,右上:キリストの脇腹を刺したという槍の穂先】
【参道に各地から集めた古いハチュカル(十字架の石碑)】

 以上見学を終え、203番のバスで帰る。
 市内を散策。
【カスカ−ド:572の階段、高低差112m,クタビレタ😂】

【左:更に上に塔,右:上からの眺め】
【遅い昼食にラ−メン、ちと高い】

 元気が出た処で歴史博物館へ
【歴史博物館】

【5000年前の世界最古の革靴】

【3000年以上前の馬車】
 博物館はかなりの収蔵品があった。
歩いてホテルへ帰る。
【途中、公園のオブジェ】















南コ−カサス(11)ジョ−ジア 国境越え アルメニア

2024-10-18 20:31:48 | 海外旅行
 17日:今日からまた1人旅。
 9時発のミニバスで、国境を越えアルメニアの首都エレバンに向かう。
 お客さん7名揃った処で定刻10分前だが出発。この国は乗客が揃えば定刻まえでも出発する。
【今回の乗合タクシー】
 2時間足らずで国境、出国審査はパスポートチェックだけ。入国審査はちょっと掛かる。"何処行くの?"何日間いるの?"と聞くだけだが、中々スタンプを押さない。意地悪!
【国境】

【昼食休憩】
 
 2時半、ようやくエレバンのバスタ−ミナルに到着。5時間半、意外と早かった。
 雨で肌寒い。
【バスタ−ミナル】

 両替屋さん探すが見当たらない、幸い、携帯電話屋さんを見つけSIMカ−ドを
ゲット。インターネットに繋がり一安心。
 雨が半端無い。キャッシュが無いので、Yandex(ウ−バ−)でホテルに向かう。
 ホテルに荷物を置いて、両替をするため街に出る。
【オペラ劇場迄来た】
 とある銀行で両替、やっと夕食にありつける。
【豆ス−プとワイン】




南コ−カサス➉ジョ−ジア メスティア、ウシュグリ

2024-10-15 17:21:47 | 海外旅行
 14日:今日からジョ−ジア観光のハイライト、メスティアを2泊3日で訪れる。最も行き来に2日取られるため実質1日だが!
 朝9時発、メスティア行のバス、前の日に確認しておいて良かった。1日1便なので乗り遅れると後がない。
 大コ−カサスの山々の懐にメスティアがある。標高1500m.秘境の地だが近年観光が盛んで村に多く点在する防御の塔(コ−シキ)はジョ−ジアを紹介する際に良く用いられる。
 夏は多くの観光客で溢れるらしいが、今はシ−ズンオフ、でも、それなりの観光客がいる。
【駅の表示は10:00になっている】
【例によって満員になる迄出ない。9時半出発,40₾】
【道のりの後半、山あいの道を走る】

 走ること5時間、途中1回の休憩。中々ハ−ドだ。
 翌日のウシュグリツァー(50₾)を予約し、村の中を散歩。
 塔の1つ、中を覗いていたら厳つい爺さんがしきりに中の説明をする。だんだん引き込まれ塔のてっぺん迄登り拝観料(10₾)を払う羽目に。
【右:塔のてっぺんから、左下: 最上階の中、右下:1階は囲炉裏を囲んで家畜小屋併設】
【町には三菱の軽トラも多い、私が持っている軽トラは11年経っているが、此等に比べると新車の様】

【村には放し飼いの牛や野良犬がいっぱい、足元の糞に注意】

 15日:本日はウシュグリツァー。
【三菱デリカ、かなりの年代物でドアの建て付けが悪い。ツァー車の10台のうち8台がデリカの中古、恐れ入りました】

 ウシュグリ村はメスティアより50km奥地で標高2200m、ヨ−ロッパで最も高所にある定住村、多数の塔が有り世界遺産にもなっている。
【部落の中、糞まみれの小道を散策】

【高台から村の入口方向を眺める】

【丘の上にあるラマリア教会[12世紀]】

【最高峰シュハラ山は雲の陰】

【山頂に建つタマル女王の塔?】

【夕食 ジョ−ジア料理も...】
16日:今日はトリビシに帰る。
 8時、お客さん8人を乗せ、昼食休憩を挟み延々8時間掛けてトリビシに到着。
【早朝のメスティア】

【メスティア行のミニバス】

【夕食は韓国料理、ビビンバ😅ヤッパご飯だね】