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メビオス身体気流法

2020年04月02日 | 健康増進
メビオス身体気流法
身体の文法の発想―共通の水脈
たとえばインドでは、人は肯定する時顔を横にる。一見いやいやをしているようだ。だが、この時でも、息はむしろ吸気の方が強いことは変わらない。肯定する時、たとえ空気を吸っていなくても、その場の雰囲気を「呑みこむ」、そのことでは世界共通である。逆に否定の時は、空気を吐き気味であり、不快の極がつばを吐いたり、吐き気をもよおすことになる。この場合、表面の身振りよりもそうした呼吸のリズムが「身体の文法だ」。気を放つさまざまな動作を行う時、まず遠くを見、目線と、指先と気持ちを一致させながら、彼方へ放つ。これを古語では「あくがれ」―彼方へ気持ちを駆せること―という。生きるものすべて本質的にこのあくがれがある。今ある場のみに自己の気配を閉じこめないこと。これを自覚的に行えば、自我や身体へのとらわれがうすれ、却って身も活々とする。

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