絵葉書

広島県在住の友人から絵葉書が届きました。
旅好きで、何処よりもう十何年も北海道の魅力にハマッている彼は、今年の冬も行ってしまったようです。

水晶島・・・言わずと知れた「北方領土」の写真のハガキです。
こんなに近くで日本の漁師さんは働いているのですね。
そして、こんなに近くにロシアの国境警備艇は監視しているのですね。
太平洋戦争が終わって約60年が経つのに解決されぬまま、故郷を追われた者と新たにそこが今、現実の故郷となっている者・・・・。
難しい問題ですが、何かお互いが良い、本当の意味での解決策はないものでしょうか？

実は私も17～8年前、流氷をこの眼で見たくて夜行列車（寝台ではナイ）で北海道へ行った事があります。
そこで日本最東端の納沙布岬や今や世界遺産にもなった知床から肉眼でハッキリと見える「北方領土」と言われる島々を何とも云えぬ、感慨深い想いで一人眺めていたのを思い出しました。