お菓子

私がこどもの頃、あまりお菓子を買ってもらった記憶がありません。
たまに何十円かの小銭を握りしめ、向った先は、今はもうほとんど見かけない「駄菓子屋」さんでした。

カレーせんべい
くじ付きガム
ストローに入ったキレイな謎の寒天
何故か常温保存されている手のひらサイズのヨーグルト
モナカの上に並んださくらんぼゼリー（ホンモノを食べたことがないので、さくらんぼってこんな味だと信じていた）
四ツ矢サイダー（昔の三ツ矢サイダーの刻印のあるビンに強引にラベルが張ってあった）
粉末ジュースに付けて舐める棒付きキャンディー
ああ、チロルチョコって硬い白い飴が入っていて3つに分かれるようにキレメが入っているにもかかわらず、絶対キレイに割れなかったよなぁ・・・。


「ばぁば」と郵便局に出かけた娘が、隣のスーパーでせがんだお菓子は「フーセンガム」。
小さいタブレット状になっていて、お口の中でブレンド？して食べるという・・・不思議なガムです。
ふと目を離すと調子に乗って十数個も口の中に放り込んでます！。
箱の中はほとんど空っぽ・・・。

私「何個食べてんの！？」
娘「いっふぁい！」　　（訳　いっぱい）

どうやら「ごっくん」してはいけないものだとは理解しているようですが「っぺ！」をするタイミングがよくわからないようで、もごもごやっています。

大人が食べさせたいお菓子と、こどもが食べたいお菓子・・・今も昔もその隔たりはおおきいですね。