くじゅう山系の山と山野草

3月5日（土）　快晴　この時期らしからぬ暖かさ

崩平山（1288ｍ）へ

朝日台レストハウスより



取り付き林道へ進むと、びっくり、以前にはなかった金網の防護柵。この界隈もシカやイノシシなど獣害の深刻な被害がでているのですね。
登山者は確実な開け閉めを励行しないと。通らせてもらいま～す。



林道を20分弱ほどで詰めて行くと、本来の登山道標識がある。



さあ今日は久しぶりのくじゅう歩きの好天気、めったにこのような天気に恵まれて歩けることは数少ないです。
それに今日は又、初夏を思わせるような暖かさ、ここがくじゅう？？って感じで早くも汗ばみます
隊員も元気よくスタート。すっかり落葉して明るくなっている冬枯れの登山道は気持ちよいですね





くじゅう山系特有の火山灰？の真っ黒い土、登山道はしっかりぬかるんで滑りやすく、しばし難儀しますね
それも長くは続かず　小一時間余りでアンテナ群がある、崩平山（1288ｍ）山頂に到着です。
山頂の日陰には少しの残雪も見られる、多少の風も有ってかやはりここはくじゅう山系です、急速に汗した身体は寒くなって慌てて重ね着、風よけの場所で早めのランチタイムです。



灌木の立ち木の樹皮が付近一帯、白く剥がれている、多分　シカの食害だと思われる。近くにはシカの落とし物が無数に確認されました、多分　ノリウツギと思われるがいずれ立ち枯れとなることでしょう、増えすぎた野生シカの対策も急務でしょう。。





山頂のアンテナ基地の中には　フキノトウが春を告げていた、





さあ、ランチタイムを終えれば　下山して別場所へ移動して早春の野草散策へ。

少し時期的に早い感じでしたが咲き始めていました
＜ユキワリイチゲ＞











こちらの＜フクジュソウ＞は見ごろ、陽気と日当たりよく全開している。









大変綺麗でしたのでもう少し









＜ヤマネコノメソウ＞



＜？？　これななんだ＞あなたの名前は？



＜アズマイチゲ＞









別場所に咲いていた＜フクジュソウ＞ここのは大株でなくほとんど一本咲きです、古民家のご主人の了解得て写真撮らせてもらった、聞くと特別に植栽した覚えもなく自然発生的に昔から咲くと言う、古民家の前の田んぼの畦道とかには以前まで普通にあったらしいが　最近は余り咲かないねぇ～と余り気にはならないらしい。





山野草の咲く時期は、毎年微妙に違うものですが今年もほぼ例年どうりでした。