当店に時々来て下さるお客様の中に、
大変有り難い事に質問攻めをして下さるお客様がいます。
私が言うのは偉そうかもしれませんが、
分からない事を納得するまで聞く姿勢はホント大切な事だと思います。
それに対して私はできるだけ分かり易く答えるよう心掛けております。
「手間かかるし止めといたら?」と思う人もいるかもしれませんが、
私にとってそれは最高の快感!?だったりします。
秘密を喋るとスッキリする・・・
そんな感覚でしょうか???
だからと言って貴重な情報は絶対漏らしませんが・・・(笑)
また気になった事を再度調べたりする機会にもなるので、
良い勉強(=復習)にもなりますからね!
さて、そのお客様のお車のバッテリーを点検させて頂きました。
現在搭載されているバッテリーは「40B19L」というサイズ。
ですが新車搭載品は「46B24L」と言うサイズになります。
お聞きすると中古車で購入した時からこの状態だそうです。
明らかに小さいバッテリーが搭載されているのを見て、
私は本来のサイズ以上のバッテリーに戻す事を提案させて頂きました。
ちなみに「40B19L」と「46B24L」の大まかな違いですが、
となります。
ただサイズが異なると価格差が発生してしまいますから、
お客様にとっては安い方(40B19L)を選びたくなるのが普通でしょう。
しかも今までトラブルなく使えていた訳ですから・・・
ですが実質的には容量ダウンとなっているので、
目には見えませんがバッテリーには負担が掛かっている事になります。
・寒い朝にはエンジンを掛けられない可能性がある
・余り乗らない方はより早くバッテリーが上がる
・充電放電の差がより大きくなるので短寿命になりやすい
・もしもの時に製品補償の対象外となってしまう
と言ったデメリットも考えられます。
ですからバッテリーを交換する際は昔から言われている通り、
同等もしくはワンランク上の物に交換するのがオススメでしょう!
まぁ、「あと半年しか乗らないから!」ってお客様には
当店でも敢えて容量ダウンして取り付けた事はありますけど・・・
最終的にはお客様の意向を尊重させて頂いておりますよ。
でも心配で流石に私には使えないです・・・
トラブルの原因が交換したバッテリーだとなればシャレになりませんよね!