今年は3作目の登山の映画だ。
2作目の「アルピニスト」は、
断崖絶壁に命綱なしで挑む若き天才アルピニスト、
マーク・アンドレ・ルクレールに密着したドキュメンタリーだ。
それが、
ソロアルピニストなのに偶然に二人で組んだ登山で亡くなってしまった。
そして、この映画公開直前のことだった。
本作の映画場面でも、
山野井さんが単独でなく山を登る場面出てきて怖かった。
クライマーはソロに限る。
それは全ては自己責任だからだ。
甘えは許されないけど、
他人の名誉を守らなくてもいいから、
ソロは全く自由のパフォーマンスができる。
極限の究極の孤独に打ち勝ち達成した喜びよりも下るルートに身を引き締めて生きて帰ることを注視するところは流石だと感銘した。
アルピニストでも言っていた。
登頂しても生きて下山しなくては成功とはならない。