-Have you ever seen the Wind?-

天体観察関係....。
写真撮影関係....。
双眼鏡など光学機器にはどっぷり。
最近はぬこ様を溺愛。

写真集「ピリカ」と「カムイ」 半田菜摘 著

2025年02月22日 14時04分59秒 | 日記
久々、野生動物の写真集を購入した。

半田菜摘さんによる「ピリカ」と「カムイ」である。

北海道に生息する野生動物を収めた写真集で、個人的には星野道夫氏の「Alaska 極北生命の地図」や「風のような物語」など以来である。


や:姐上、半田菜摘さんの写真集買うんだ。

姐:あたち最近のグラドル知らないの...。

や:違う違う、動物写真家で看護師の作家さんの野生動物の写真集!

姐:あら?そう?

や:やまぽんちゃん、姐:姐上



「ピリカ」A&FBOOKS 1800円+消費税

ピリカはアイヌ語で美しいという意味だそうです。

大判で見たいとも感じたのですが、手によくなじむサイズでキャプションと相まって読みやすいです。

作品は縁アリ、キャプション有り。

作品制作にこめる思いは、あとがきに書かれています。

看護師としての使命が、このような作品を生んだのかもしれませんね。

北海道の厳しくも、たくましく生きる動物たちが描かれています。




「カムイ」日経ナショナルジオグラフィック 2700円+消費税

ピリカより一回り大きなサイズです。A3とかになると2万円越えそうです。やはりこのくらいのサイズでしょうか。

作品は縁アリ、キャプション有り。撮影データあり。高精細で高画質な画面から動物たちの息遣いが感じられそうです。

ピリカ、カムイ、共に動物たちの可愛らしさも際立っています。

作者としては可愛いだけじゃない自然と向き合ってはいるのですが、まず初めに可愛らしさが感じられます。



はじめに買うならどっち?

悩ましいところではありますが、ピリカが良いでしょうか?価格的にも手に取りやすいですし。

どんなカメラで撮影されているか気になる方にはカムイの方が良いでしょうか。

ただ野生動物は、機材が分かったところでなかなか撮れません。徹底した観察力と山奥に入っていく行動力が必要でしょう。


昔は、まず写真に語らせるためどーんと写真を前に出し、キャプションは巻末に小さく入れるのが多かった気がします。

ピリカとカムイは、キャプションを優先しています。

1988年ごろだとA4変形ハードカバーが3000円切るくらいで制作できたことを考えると、物価高騰を少し感じ入ります。

知り合いも言っていましたが、出版社もお気に入りの紙が入手できなくなりつつあるのだとか。


【まとめ】

最初購入は悩んだのですよ。価格がというより置き場がなくて。

本棚はギチギチ。

しかし写真集の世界に没入してみると、久々北海道の山々に連れて行ってもらったかのような感じがするのである。

やはり手に取ってみて良かったというのが感想です。

気になる方は書店に行って見ては如何でしょうか。

近年書店も減少傾向で、この辺ではネット購入するしかなかったのですが、買って良かった二冊です。

デジタル時代の最新カメラと相まって、新しい風が吹きましたね!


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