見出し画像

登山と車旅

佐賀の山 2024.04.05 基山(きざん) オキナグサ(翁草)

2024年4月5日、金曜日、薄曇り。山仲間に誘われ基山に咲くオキナグサを観に行く。国道3号の筑紫野温泉から入って行ったら難なく南水門の駐車場に着いた。
駐車場にある案内板を見て、東峰、北峰とピークを経て基山山頂へ向かうことにする。基山全体が基肄城跡だ。

9時57分駐車場を出発。

駐車場から10段ほど階段を登れば、目の前が南水門跡だ。
中央の四角い穴から水が流れでてくる。

道を挟んだ反対側が東峰へ通じる登り口だ。

道を真直ぐ進めば、基山山頂へ行ける。山頂からはここを下って来た。
つつみ跡と東峰は同じ所なので、東峰までは800mほどだ。
出足こそ急な木段だが、
直ぐになだらかな道になる。
道標がしっかりしているから迷うことはない。
10時21分米倉礎石群に早くも着く。
10時30分、鐘撞跡に着き、
10時37分、つつみ跡に着く。説明によると貯水池か烽火跡と推測されるそうだ。

ここから50mも行かぬうちに東峰だ。直ぐに色々出て来るから退屈しない。

ここから平坦な道を歩いて行くと、この道は土塁跡だと。道理で両側が切れ落ちている。

東峰から10分強歩いた、10時53分東北門跡に着いた。

東北門から僅か歩くと分岐が出て来た。北帝(北峰)を経て山頂に向かうので、ここは北帝を取る。
また僅か歩くと、分岐が出て来て、礎石群がある道を取ってみた。少しばかり道なりに上ると、礎石群が出て来た。大杉谷礎石群だろうか?ここから上に進めば北峰に進めると思ったら行けそうも無いので、先ほどの分岐に戻り、
しばらく木段を登ると、

11時30分北帝門跡に着く。

ここから北帝への道は、道標がこの山にしては珍しく寂しい。
数分も登ると、上が開けた北峰(北帝)に11時38分着く。基山の中ではここが最高地点のようだ。

ここから、基山山頂への道は、防火帯のような道だ。ススキが刈られて、ワラビやゼンマイがあるので、摘みながら歩く。

防火帯のような道を20分強歩いた12時2分、基山山頂部が見える草原に出た。

日当たりが良いからハルリンドウが所々に見られる。
12時8分山頂部、城跡石碑がある所に着く。
お目当てのオキナグサが山頂部に点々。

オキナグサ(翁草)の名の由来は、この髭のような種子による。チングルマのものに似ている。

基山山頂へと山頂部を歩くと、他にも色々。


花の写真を撮ったりして、目の前の山頂に12時26分着く。後方の尖塔は天智天皇欽仰碑。

ナシの木の花を眺めながら昼食を取り、13時下山に就く。

急坂を下り、13時15分礎石群の道標を見て、直ぐ近くだから寄り道。

分岐に戻り、さらに15分ほど下った13時34分、舗装道に出て、
南水門すぐ手前で水掛地蔵の水場を左手に見て、
直ぐに南水門の登り口に着く。13時42分駐車場に下山。オキナグサと礎石群ばかりが記憶に残る基山でした。礎石群の数からら推し量れば広い城であったのだろうな。初めて見たオキナグサとは上品な名前だが、吾輩の中では爺草として印象に残る花だ。誘ってくれた人に感謝。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事