2023年5月30日、火曜日、晴。目的の山は登ったので道の空いている日本海に出て帰ろうと思っている。帰路の途中に、最近TV放送で琵琶湖を見ながら賤ケ岳を歩くのがあったのと、山友が最近登っているので歩いてみたいと思い、前日登山口近くの道の駅あぢかまの里に泊まる。
朝起きて観光案内版を見ていると、歩こうと思っていたFルートが分りやすく載っている。これで歩こう。
出発登山口はTVと同じ道の駅から10㎞ほどの山本山側からにした。朝の中は山に雲がかかっていたが、登山口に向かう9時頃には青空だ。
登山口の神社駐車場への道が狭そうなので、近くの理容院のパーキングのように広い駐車場に止めさせていただいた。ありがとうございました。
9時30分出発。
数分歩いて登山口の朝日山神社に着く。歩いてみたら車が十分入れました。
神社に参拝して、
9時41分、鳥居の手前左手の常楽寺の階段を登る。ここが登山口だろう。
5分も登らずに常楽寺に着く。本堂前を通り、左横から山に入る。
2分ほど歩くと、9時46分獣害除けのゲートがあるので開けて進む。
山道の始まり。
2分ほど登ると木々の間に駐車場所が見える。
9時56分、念性岩への分岐を左に見送る。出足の坂道は足が慣れないのでキツイ。
9時4分山頂広場に着く。
三角点は賤ケ岳に向かって広場の右隅にあった。木々に覆われ眺望なし。
賤ケ岳への縦走路の始まり。稜線縦走路に出ると琵琶湖からほど良い風があって気持ちよい。
歩き始めて間もなく左手に琵琶湖が見える。琵琶湖を見ながら歩けるのだ。
馬の蹴跡?なんでしょうね。城跡だけに馬場はあるよね。
数分歩いた10時10分、山頂から200mの道標。この縦走路は「近江湖の辺の道(うみのべのみち)」と云うのだ。
道標は2種類ある。こちらは遊歩百選。
道標から間もなくすると、木々の間に縦走路が見通せ、かすかに賤ケ岳の山頂が覗く。
稜線にやたらと古墳が多い。
琵琶湖を見ながらと思っていたが、樹木に覆われ眺望なし。でも今日は涼しくていいね。それとこの縦走路土道で柔らかいから足に優しい。昨日の雨でもぬかるんでいないのもいい。
10時25分熊野越辺りに着く。
しばらく歩くとこの道標で熊野越を通過したのが分かる。熊野は地名なのだ。
10時37分、この下に琵琶湖から水を引く水路があるのだ。
10時42分この辺りが西野峠のようだ。
西野峠からしばらく歩くと、緩やかな登りになる。
この道標から、
1,2分も歩くと、右手の目立ちにくい所に磯野山城跡の道標をみる。まだ先があるのでパス。
そしてここから1分歩いて、11時13分西野山に着く。樹木に覆われ眺望なし。
緩やかに下って緩やかに登り返すので小走りで行ける。
この道標を見てから6分ほど歩いて、
11時33分湖北丸山に着く。植林で眺望なし。
丸山から丸太段を数分下り、山道に変わり、
この道標を見て1分ほどの、
11時41分賤ケ岳がやっと目の前に現れる。山本山から見て以来だ。
さらに1分ほど下って送電線の鉄塔の下あたりがトンネルかな。
右手に田園風景。左手に琵琶湖。
5分ほど下ると、丸太段の登り返しが5分。
なだらかな登りになって、
11時58分リフト乗り場(降り場)に着く。
こんな案内板が。
この坂道を500m弱登れば山頂だろう。
50mほど進むと、左手に琵琶湖。先ほどより眺めが良くなった。
また少し進むと、賤ケ岳合戦の戦没者霊地。
こんなものが道脇に並び、
山頂が見えた。
12時8分賤ケ岳に着く。
山頂は広い。
眺望は南側に琵琶湖と長浜。先端の山が山本山。琵琶湖の右端は竹生島でしょうか。能に出てくる島ですかね。長浜の区画整理された田園風景は見事だ。黄色いのは麦刈りの終わってないところ。
北側に余呉湖。余呉湖の先が余呉駅。右側の稜線を歩いて行くのだ。
山頂にはほかにも・・。賤ケ岳合戦の予習が必要だった。
山頂を見て回り、12時19分余呉駅への下りに就く。
出足の数分はジグザクの急坂。
12時46分、首洗いの池に寄道。池は直径1mほどで10㎝ほどの深さ。
ここから3分ほど下った12時55分、林道に出た。
林道を1分ほど歩くと、右手に中川清秀の墓への道。
墓まで100mほどで、途中に大岩山、12時57分。
その先に墓がある。
戻り、10分強下ると分岐。左、余呉湖経由余呉駅。右、観音堂経由余呉駅。右を取る。
分岐から数分下ると13時18分岩崎山砦跡の案内を見て寄道。
13時21分着いてみれば樹林の中に三角点のみ。
戻り、下り始めて間もなく13時28分、民家の屋根がちらちら。
13時30分これが観音堂でしょうか。鳥居があるから神社だよ。
すぐ下にお寺さん。
13時31分下山。
車道を歩いて余呉駅へ。途中道標の余呉湖の距離がおかしいと思ったのは、選択するルートで距離が変わるのか。
13時40分余呉駅に到着。
電車の時刻を見れば、毎時11分発で3駅目の河毛駅までだ。
駅前の案内板を見れば、山本山からの縦走路が載ってる。有名なんだ。
電車が来る頃だからホームへ。懐かしいですね~こんな駅。
ホームからは賤ケ岳。
電車は貸し切り状態。
10分程で河毛駅へ14時22分着いて、駐車場所に向かって車道をテクテク。
しばらく歩くと、橋の上に出る。山本山から賤ケ岳までが見渡せる。最後まで楽しませてくれる。
橋を過ぎて田園地帯の歩きになると、さらに絶景。山本山(左)から賤ケ岳(右端)
右から3番目が賤ケ岳。
15時10分、駐車場所に戻る。琵琶湖を眺めながらのトレッキングとはいかなかったが、予想外に天候に恵まれ、清々しい山歩きが出来て大満足。
今日の行程、
山本地区駐車場9:30ー9:41朝日山神社登山口-10:04山本山-10:25熊野越-10:42西野峠-11:13西野山-11:33湖北丸山-11:58リフト乗り場-12:08賤ケ岳12:19-12:57大岩山-13:21岩崎山-13:31賤ケ岳登山口(余呉)-13:40余呉駅14:11=14:22河毛駅-15:10駐車場所
理容院に駐車のお礼を言ってから銭湯探し。火曜日で休み、休業中など、残るはスーパー銭湯でバカ高いから、明日の小谷城散策を諦めて、福井県の大飯町の風呂へ行こう(80㎞、1時間半、道は空いている)。途中、17時近くになって道の駅のスタンプを押しに寄った所で、うれしい半額セール。明日の朝の分とデザートまで買ってしまった。
18時20分に、道の駅隣接のホテルの立ち寄り湯(右)に。手拭いを下げて普通は人が出入りするのだが閑散としている。本当に立ち寄り湯?様子を見に行くと間違いなし。入浴料850円と高いが、65歳以上は会員登録料(300円)無料で、会員並みの550円。ヤッター今日は付いている。入って見れば広い浴場に3人。また貸切だ。先客と話していると入浴料が高いと。同年配なので会員登録されました?いいや。こんなことってあるよね。竹田温泉がそうだったもの。
風呂から上がり、今日は頑張ったからビールでも飲もうか。しめ鯖と焼きサバが楽しめるセットだ。少し多めだったが頑張って食べた。
余談)大杉谷のブログは2日間ぐらいで3000人ぐらいの人に見ていただいたようだ。人気があるルートなんだな。わがブログの訪問者数も更新だった。