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登山と車旅

多良山系 2022.03.12 三角点685.9から826と木庭岳へ

2022年3月12日、土曜日、晴。再び三角点685.9から826へ登り、今回は嬉野と鹿島の区界を木庭岳(こばだけ)まで足を延ばす。

今回歩くルートは鞍部から826までと縦走路分岐から木庭岳間は、一般の登山道のような明快な踏み跡もなく、目印のテープなども殆どないので、方向転換地点で地図とコンパスの使い方を学習しながら登る。
8時50分北ノ川内を出発。いつもの時期なら散り始めるだろう民家のマンサクがようやく2,3分咲だ。

9時20分林道分岐に着く。南進する林道はゲートで閉じられている。雑草が茂る。

植林に囲まれる林道を数分も進むと、道路脇右の木にピンクテープと石が見られる。ここから鞍部に向かって植林に入る。
鞍部が見えるようになると、急な登りが1,2分続く。
9時40分鞍部に着く。人が歩いた跡がうかがえる山道のように思える。ここで地図とコンパスで進む方向を確認・セット。

2,3分も緩やかに登ると林道に出てこれを進む。

さらに2,3分も進むと、林道は右に曲がる。9時51分この曲がり角から林に入る。
林に入ると右手に登るような踏み跡も見受けられるが、山腹を緩やかに登る獣道のようなところを選び尾根を目指す。

10時2分山腹の登りが下るようになったところで尾根に出合ったと判断し、再び地図とコンパスで三角点685.9の方向を確認、セット。
685.9への急勾配の登りは長くは続かないが登り応えがある。
5分ほど登った所で唯一見たテープ印は何の印。林道曲がり角から右を登ったらここに出るのだろうか?しかし踏み跡が見当たらない。
緩急の登りを繰返し、
10時25分大岩を見ると急な登りも終わり山頂は近い。

10時28分展望は無いが鈍頂の三角点685.9(点名:岩屋)に着く。下山後集落の老人の云うには「きんだけ」と呼んでいると。以前岩屋集落の老人は「きんだち」と云っていた。霧岳か錐岳が変化したのだろうか?
地図とコンパスを確認、セットしてP1向かう。山頂から一旦鞍部に下りP1へ登り返しとなる。2,3分も下れば鞍部に出るので、5分を過ぎても鞍部に出ないときは下りすぎと注意。
鞍部に着いて、
登り返しに入ると古い赤いテープを見る。
10時59分、ちょっとした岩場を登り上がると、
11時1分本当に小さなピークP1に着いて、地図とコンパスを確認、セット。一旦下るこの尾根の雰囲気がいいですね。
10分弱も歩かないうちに、こんな岩場も出てきました。

登り上がるとP2だ、11時18分。経ヶ岳が木々の間に望める。

826へ向かってこの尾根最終の地図とコンパスを確認、セット。コンパスの示す方向に826を確認。
急勾配を下り、
急勾配の登り返しに入り、
石積みのある岩場の横を通過すると826(縦走路)は近い。
826すぐ手前の急勾配を登ると、
11時40分826へ着く。10mほど先が縦走路だ。

縦走路は今までと比べたら歩き易いが、木庭岳分岐までの繰返す登降は応えますね。
12時11分木庭岳分岐に着いて昼食。
ここから木庭岳へは嬉野と鹿島の区界を辿る。ここからも地図とコンパスを確認、セットし、縦走路を離れ植林へと進む。
2つ目の稜線に登り上がったところに唯一テープの目印がある。稜線を途中下車する目印だろう。
岩場の下に12時46分着いて左を巻く。右側を登れそうに見えるのだが崖の上に出るから避ける。
滑り易い落葉の急斜面を登るが滑り落ちることは無いから安全だ。
3,4分登ると山頂平坦部になる。
12時53分樹林に覆われ展望のない木庭岳山頂に着く。805への道を少しばかり探るが、下り始めたあたりから踏み跡無くなる。805から先、尾根を下れば平谷だ。尾根を探るなら平谷からの登りにしよう。
往路を戻るが、左に巻いて登った落葉の斜面は滑り易いから下りも慎重にだ。

分岐に戻り、春日越から北ノ川内に戻るのだが、展望所まで往復して、登った尾根と三角点685.9を眺める。春日越からはあの山の下の谷を下るのか。

多良山系の眺め。右の枝が何処に立って眺めてもじゃまなんだよね。
春日越を14時11分に下り始め、林道端に14時43分に着く。
林道の所々にフキノトウが。摘むには時期が過ぎたね。
途中から眺める三角点685.9。
三角点への直登ルートを探りながら林道を下ると、15時10分沢を渡るあたりから少しばかり下った尾根の先端に、境界石らしきものが建っていた。おそらくここを真っすぐ登れば急勾配ながら最短で三角点に着くだろう。気が向いたらそのうちに登ろう。
14時43分北ノ川内に下山。

今日の行程、
北ノ川内8:50-9:27植林へ-9:40鞍部9:46-10:02尾根出合10:07-10:29三角点685.9 10:44-11:01P111:05-11:18P211:25-11:4082611:44-12:11木庭岳分岐(昼食)12:34-12:53木庭岳13:04-13:28木庭岳分岐-13:37春日越-13:50展望所14:00-14:11春日越-14:43林道端-15:10 685.9直登取付き(沢出合)-15:43北ノ川内

余談:コロナで地元の山ばかり登っているから、山行が少し冒険的になり、歩いたことがない尾根を見つけては登っている。谷や沢より登り易いからだろう。尾根には崖があるが巻けばよいし無理なら引き返せばよい。
多良岳の地形図を眺めているとまだまだ歩いたことのない尾根は沢山ある。上の地図を見ただけでも数本の尾根がある(尾根の数え方って、本でいいのかね、それとも1尾、2尾かね。魚みたいだな。笑い)。しばらくは登り易い尾根から挑戦して行こう。たいがいは誰か歩いた跡があるんだよね。
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