2021年2月10日、水曜日、晴。今日は自宅から多良見の山々を歩いて大草駅に下ってみようと9時25分出発。
風もなく海はべたなぎです。中央虚空蔵山、その下の白い所は砕石場だ。
砕石場を北側から眺めると、採石場右端、樹林との境に巻道が確認できる。何とか通行は出来そうな感じがする。
自宅から歩くこと1時間強で砕石場右端の道にたどり着く。通行禁止だがダンプカーも走ってないのでここを歩いて虚空蔵山の登り口へ。立入りすみません。
5分ほどで採石場の上部に出る。霞んでいるがいい眺めだ。
砕石場を抜けて林道に出るとすぐに虚空蔵山への登り口だ、11時41分。林道を南に数十m進むと案内板がありそこが本来の登山口だ。吾輩は前者を登るのを常としている。
登りはじめこそ少し荒れているが、木漏れ日あふれる心地よい道だ。
20分ほど登ると虚空蔵山下で本来の登山口からの道(右)と合流する。
階段を上り虚空蔵山の頂に11時10分着く。お気に入りの景色を眺め、西川内公園の展望台へ。
11時33分展望台から望む多良山系の山々は霞に包まれている。
西から北にこれから歩く多良見の山々だ。
左から鎌倉山、P1、普賢岳(横に長い)、水洗山、小太郎三角点(後に空港)
11時53分鎌倉山の登り口に着いて昼食。3方向に分かれる道の真ん中の林道が鎌倉山への登り口だ。
林道を登り、右に大きくカーブして、登り上がる手前で左にテープの印を見て、植林に入り5分ほど歩いた、12時23分鎌倉山の山頂に着く。
植林の中をテープを頼りに北に下ると、5分ほどで林道に出て送電鉄塔を見る。
鉄塔横から登り返すこと5分弱で鈍頂のピーク(P1)に着く。
植林を下ると、
今までの樹林と少し変わり、少し太めの木々が目立つ鞍部に着く。
ここからやや急坂を登り返すと、
12時48分鈍頂の普賢岳に着く。
少し荒れた道を下り、
作業道とみられる鞍部に下り、
やや急坂を登り上がると、
石が重なる痩せ尾根に出てすぐに、
水洗山の頂に13時13分着く。
水洗山からの下りは、荒れたやや急坂の下りだ。
水洗山から10分弱下ると平坦な所に出る。目の前は伐採後に雑木が生えた林だ。
ここを斜め左下に、雑木林を右に見ながら下る。
5分も下らないで、前に植林を見て、林道らしき所に出合ったら右折だ。めったに人が通わないので何時もは大変な藪漕ぎだが、今回はすっかり刈り取られている。
竹が倒れて道を塞いでいたところも、幾分か歩きやすくなった。
この道も5分と下らないうちに左の植林の中に入る。ここも何となく道らしくなっている。
植林に入ったら尾根を三角点の方向に、道らしきところ、荒れた所を緩やかに登るだけだ。数分も登ると植林の中に三角点(点名:小太郎)を13時45分見る。
三角点から北の尾根に進めば大草駅への道がありそうなので、数十mも歩くとあっけなく農道に出てしまった。
農道に出てしまえば着いたも同然なので、一旦三角点に戻り東の尾根を進み東園駅を目指すことにする。数分ほど植林の中を歩いてから、右に下れば地形図では農道があるようだ。
植林の間からみかん畑が見られるようになってきた。植林を抜けるとお目当ての農道だ、14時1分。
東園駅(右下)が眼下に確認できる。
網の目のように走る農道をGPSを頼りに東園駅に下る。農道の道は急坂だ。
ミカン畑の隅に梅の花だ。
14時27分ようやく住宅街に出た。目の前の山は虚空蔵山だろう。
14時45分東園の駅に着く。時刻表を見れば、次の列車は1時間後ではないか。
暇をつぶそうにもホームのみの何もない無人駅だ。
コーヒーでも飲みながらゆっくり待つか。待つこと1時間電車が来ました。長崎に40年以上前に赴任した時には、電車のことを汽車、路面電車のことを電車と呼んでいました。今は電車のことは電車と呼びますよ。
一番高い山が鎌倉山で358m、そこから下るように各山に向かうのでキツイ山ではない。稜線からの眺めが期待出来ればいい縦走路なのにな。西川内公園までは車で行けるから、水洗山のピストンもいいですよ。
今日の行程、
自宅9:25-10:41虚空蔵山登り口-11:10虚空蔵山11:13-11:33展望台11:39-11:53鎌倉山登り口(昼食)12:11-12:23鎌倉山-12:33P1-13:48普賢岳13:55-13:13水洗山-13:30林道出合(鞍部)-13:45小太郎三角点(大草道探索)13:53-14:33国道-14:45東園駅
余談:コロナ前は水曜登山が多良山系や近場の山、日曜日が県外等の会の山行だったが、最近は週3回が多良山系と近場の山だ。どこに登るか考えるのも大変だ。