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登山と車旅

長崎の山 2021.02.23 大久保山 岩場で懸垂下降

2021年2月23日、火曜日祝日、晴。朝から深堀に行く用事があったから、帰りに南長崎の山に登ろうと思っていたら、会の仲間から小ヶ倉の岩場に行きたいとの声があったので、渡りに船とロープを持参して行く。

8時50分女神大橋駐車場で待ち合わせて、国道を小ヶ倉に向かい、八幡宮に登り山道に入る。何時もながら展望台からの眺めは実に良い。
第一の岩場(小ヶ倉側から数えて)への急斜面を登り、
第一の岩場の上に出る。良い眺めだ。
女神大橋、天門峰

大久保山山頂
八郎岳から深堀の城山。眼下は小ヶ倉2丁目。
目指す第3の岩場の先端(子犬か子熊の頭のように見えますね)
すぐに第2の岩場に出ると、眼の前に第3の岩場、右端第4の岩場。

取付きから1,2mがナイフリッジなので注意して登ろう。
ここを無事通過して岩の上に出れば眺めも良く、ホッと一息つける。
今日の目的は先ほどの子犬の頭の方からこの岩場を下るのだ。Uさんにどうすると声をかけると、時間があれば遊びたいという。ママと云い女性は高い所に強い。高所恐怖症の吾輩も意を決して師匠は居ないが実践初挑戦だ。そんな素振りは見せず、アンカーの岩にスリングを架け、8の字結びで支点を取る。ロープは8㎜、30mなのでダブルにする。

岩からロープを下に垂らす。

スリングで上半身ハーネスを作り、ダブルのロープに合わせルペルソ(下降器)の付け方を我輩、Uさんと確認。再度アンカーのスリングがしっかり掛かっていることを確認。怖さをこらえていざ下降。2段構えの岩場は、1段目はロープが無くても下りられそうだ。2段目は下の方が少しオーバーハング気味なのでロープがあれば安心だ。何とか着地。続いてUさん。



Uさんも無事着地。Mさんはロープワークをしたことがないので、腕力があるから器具を使わずロープにすがって下りる。

高くはないがやはり実践となれば緊張しますね。滑落すれば大けが間違いなし。この岩場なら懸垂下降にこだわらず、上の方で下降者を確保する方が良いかも。訓練の成果を試してみたいね。ロープを回収するために岩場を登り返して最初に登ったほうから下る(ロープなしで今の岩場を降りる気にはなれない)。下りとなるとこちらも安心できないね。

第3の岩場を下りホッと一息して、第4の岩場に着いて見返す。

第4の岩場は長い痩せ尾根の様相でMさん、Uさんは先端まで向かう。イヤー見ているだけで怖いね。

岩場は第4でお終いです。ここから急斜面をわずか登り、今は耕作放棄の畑となっているが、そのための農道を歩いて緩やかに高度を稼ぐ。

ロープのある急坂を登り、平坦部に出て樹林、竹林を経て竹林に囲まれた大久保山三角点に11時19分着く。

魚見岳台場跡に下り三ノ増(さんのます)に12時11分着いて、女神大橋を眺めながら昼食。橋の方が山より高い。

12時50分駐車場に戻る。
勇気ある女性のおかげで3度目にして岩場を下ることが出来ました。今日も好天に恵まれありがとうございました。

今日の行程、
女神大橋駐車場8:50-9:27八幡宮-10:05岩場(ロープ遊び)10:50-11:19大久保山11:27-12:11三ノ増(昼食)12:30-12:50駐車場



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