2020年9月30日、水曜日、晴。水曜登山だ。かねてより雲仙への山行のたびに、国道57号を森山から愛野に向かう途中の右手(南側)に、金比羅岳、蓮華石岳、獅子喰岳と田園の中の里山が気になる。金比羅岳は前に登ったことがるから、今回は残り2座を目指す。
今回案内された獅子喰岳の登山口は採石場だ。案内者が前回使った登り口は採石場なので地形が変わり使えない。それで採石場の中を登り口を探すこと30分強。車道脇から登れそうな所を9時33分見つけて出発。
駐車した側から眺めると左の高い所が目指す獅子喰岳。右のピーク(露岩ピーク)にまず登り樹林を左に進むルートだ。
露岩のピークを目指し、10分ほど歩きやすい場所を選んで斜面を登ると、林の平坦なところに高さ3mほどの大きな石が並ぶ露岩ピークに9時44分着く。1つの石に「村?」と刻まれている。
ピークから採石場の崖に沿って、234mの方向を目指して、倒木やクモの巣と闘いながら荒れた林の中を進むこと20分弱。右手に送電鉄塔を見るとピンクのテープを見る。
鉄塔から南の高見に向かって100m弱進むと、木に板切れが見える。
近づくと「獅子喰岳」だ。10時6分着く。
実際の地形にはもう234の地点は削られてしまっている。本途の獅子喰岳のピークも削られてしまっているかも。
採石場のすぐ隣はゴルフ場だ。以前ゴルフをしていた時に見えた採石の山はここだったのか。我等の車も見える。
一旦鉄塔に戻り、ピンクテープのあるしっかりした道を往路方向に進む。途中九電の案内標識を見る。
数分も歩くと10時26分また鉄塔を見る。この道は九電の点検道のようだ。
麓(山を挟んで採石場と反対側)から獅子喰岳を眺めると山頂に2本の送電鉄塔が見える。右から左に歩いたのだ。
露岩のピークに戻り、記憶を頼りに登り口に10時40分戻る。
今日の行程、
採石場9:00-(登り口探し)-登り口9:33-9:44露岩ピーク-10:06獅子喰岳10:16-10:30露岩ピーク-10:40登り口
獅子喰岳を登った今考えると、採石場からの外に東西北の3方向から登山道があるのではないかと推測する。
森山体育館のある北側から、緩やかな尾根に道があるのではなかろうか。
それと山頂部鉄塔下の点検道から推測すると東西を結んであるのではないかと思う。
獅子喰岳下山後、蓮華石岳東側の登山道を見てみたが猪除けの金網で塞がれていた。地元のお年寄りに聞いたら山頂に通じる道は以前あったが、今は登る人を見かけないので、崩れている個所もあるのではとのことであった。
北側からは山頂まで道が通じているようだ。
今回は獅子喰岳のみで早々と切上げた。そのうちに候補を探索してみよう。