7月24日、晴。5日目の今日は水晶小屋から奥黒部ヒュッテまで8時間20分の行程だ。小屋から赤牛まで小さなアップダウンを繰返し、赤牛から一気に読売新道を奥黒部ヒュッテに標高差1300mほど下るだけだ、登りと言えるところはない。
標高が高い水晶小屋からの黎明の景色はリフレッシュされる。四囲の山が朝日に焼ける。東に野口五郎。
南東に大天井、常念、槍。
槍から穂高連峰。
南に鷲羽、双六、三俣蓮華、奥に笠の頭が。
北に水晶、赤牛、立山連峰、剱。
長丁場なので5時40分に出発。
稜線にでれば、北に南沢、烏帽子、奥に針ノ木、蓮華、さらに奥に見えるは白馬三山、五竜、鹿島槍か。
南に槍、穂高、鷲羽、乗鞍、御嶽、双六、笠が。
西に祖父、黒部五郎が。2日続けてこんな絶景が見られるとは望外の幸せだ。
6時20分朝日を浴び水晶岳の山頂に到着。
雲の平が眼下に広がる、その先には黒部五郎が。
大天井、常念、槍も。何度見てもいい眺めだ。2013年の悪天候と合わせても余りある好天の景色だ。
これから進む赤牛へ気がはやる。水晶から地元の登山者と同行する。(烏帽子小屋で同室であったことを思い出す)
7時15分温泉沢の頭に着く。
ここからは高天ヶ原温泉にも下れる。こちらから眺める水晶岳は荒々しい岩塊だ。
薬師岳は何処から見ても大きくどっしりと存在感を示す山だ。
8時20分赤牛手前まで来て、ザレた登山道の踏み跡がはっきりしない。赤牛は目の前なので適当に山腹を進む、ガスっていたらと今思うとゾッとする。
8時50分赤牛岳の山頂に着く。
稜線を振返れば水晶からほぼ平坦だ。
ここから奥黒部ヒュッテに向かって読売新道を5時間下る始まりだ。
登山道は長いので目安の道標がある。これでどのくらい下ってきたかが分かる。4/8に10:30分着く。途中から樹林になり九州の山を彷彿させる。
奥黒部ヒュッテに12時25分に着く。予定よりだいぶ早く着いた。
渡船場までここから2時間、最終便は17時20分。
時間、体力とも十分なので平の小屋まで行くことにする。同行者はヒュッテ泊の予定であったが、小屋の親爺は平の小屋まで行けという。商売っ気のない親爺だ。
ゆっくりと昼食をとり余裕を見て14時前に出発。
そういえばこのルート、この小屋以外名前はxx小屋だ。山小屋というからには名前はxx小屋がしっくりくる。小屋とヒュッテや山荘って名前だけの違いなのかな?
直ぐに東沢出合で橋を渡る。
黒部湖岸沿いの登山道はスリル満点・危険がいっぱいの道で、滑落すれば大ごとだ。気を引き締め集中する。本日のメインイベントだ。
針ノ木谷の平ノ渡に15時40分着く。渡船利用者は我ら2人。17時になったので渡船場に出て待つ。何の音さたもない。不安がよぎる。
17時15分モーターボートの音がしてしばらくして姿をする。ホッー胸をなでおろす。
ボートに乗り込み平の小屋の渡船場に向かう。
急階段を登り17時40分小屋に着く。樹林の中の小屋は針ノ木谷から確認できないが、小屋から単眼鏡で渡船場の人を確認するようになっていた。
今日の泊りは我ら2人と、女性が1人の3人。女性は明日読売新道を行くという。聞けば細身ながらブナ立尾根を3時間で上る強者だ。
夕食はおでん。広い部屋に2人でゆったりと寝られる。明日の天気はと言えば午後から下り坂だそうだ。今までが良すぎたのだろう。
今日の行程、
水晶小屋5:40-6:20水晶岳-7:15温泉沢ノ頭-8:50赤牛岳9:05-12:25奥黒部ヒュッテ13:55-15:40平ノ渡17:20=船(無料)=17:40平の小屋
標高が高い水晶小屋からの黎明の景色はリフレッシュされる。四囲の山が朝日に焼ける。東に野口五郎。
南東に大天井、常念、槍。
槍から穂高連峰。
南に鷲羽、双六、三俣蓮華、奥に笠の頭が。
北に水晶、赤牛、立山連峰、剱。
長丁場なので5時40分に出発。
稜線にでれば、北に南沢、烏帽子、奥に針ノ木、蓮華、さらに奥に見えるは白馬三山、五竜、鹿島槍か。
南に槍、穂高、鷲羽、乗鞍、御嶽、双六、笠が。
西に祖父、黒部五郎が。2日続けてこんな絶景が見られるとは望外の幸せだ。
6時20分朝日を浴び水晶岳の山頂に到着。
雲の平が眼下に広がる、その先には黒部五郎が。
大天井、常念、槍も。何度見てもいい眺めだ。2013年の悪天候と合わせても余りある好天の景色だ。
これから進む赤牛へ気がはやる。水晶から地元の登山者と同行する。(烏帽子小屋で同室であったことを思い出す)
7時15分温泉沢の頭に着く。
ここからは高天ヶ原温泉にも下れる。こちらから眺める水晶岳は荒々しい岩塊だ。
薬師岳は何処から見ても大きくどっしりと存在感を示す山だ。
8時20分赤牛手前まで来て、ザレた登山道の踏み跡がはっきりしない。赤牛は目の前なので適当に山腹を進む、ガスっていたらと今思うとゾッとする。
8時50分赤牛岳の山頂に着く。
稜線を振返れば水晶からほぼ平坦だ。
ここから奥黒部ヒュッテに向かって読売新道を5時間下る始まりだ。
登山道は長いので目安の道標がある。これでどのくらい下ってきたかが分かる。4/8に10:30分着く。途中から樹林になり九州の山を彷彿させる。
奥黒部ヒュッテに12時25分に着く。予定よりだいぶ早く着いた。
渡船場までここから2時間、最終便は17時20分。
時間、体力とも十分なので平の小屋まで行くことにする。同行者はヒュッテ泊の予定であったが、小屋の親爺は平の小屋まで行けという。商売っ気のない親爺だ。
ゆっくりと昼食をとり余裕を見て14時前に出発。
そういえばこのルート、この小屋以外名前はxx小屋だ。山小屋というからには名前はxx小屋がしっくりくる。小屋とヒュッテや山荘って名前だけの違いなのかな?
直ぐに東沢出合で橋を渡る。
黒部湖岸沿いの登山道はスリル満点・危険がいっぱいの道で、滑落すれば大ごとだ。気を引き締め集中する。本日のメインイベントだ。
針ノ木谷の平ノ渡に15時40分着く。渡船利用者は我ら2人。17時になったので渡船場に出て待つ。何の音さたもない。不安がよぎる。
17時15分モーターボートの音がしてしばらくして姿をする。ホッー胸をなでおろす。
ボートに乗り込み平の小屋の渡船場に向かう。
急階段を登り17時40分小屋に着く。樹林の中の小屋は針ノ木谷から確認できないが、小屋から単眼鏡で渡船場の人を確認するようになっていた。
今日の泊りは我ら2人と、女性が1人の3人。女性は明日読売新道を行くという。聞けば細身ながらブナ立尾根を3時間で上る強者だ。
夕食はおでん。広い部屋に2人でゆったりと寝られる。明日の天気はと言えば午後から下り坂だそうだ。今までが良すぎたのだろう。
今日の行程、
水晶小屋5:40-6:20水晶岳-7:15温泉沢ノ頭-8:50赤牛岳9:05-12:25奥黒部ヒュッテ13:55-15:40平ノ渡17:20=船(無料)=17:40平の小屋