2023年10月7日、土曜日、晴。連休を利用し坊がつるテン泊で周りの山の紅葉観賞に登ろうと計画していたが、7日以外は雨マークで断念。ならば7日に三俣山と大船山に登ってしまおうと。
5時45分、大曲登山口からヘッドランプを頼りに出発。
登山届が電子化されているのを初めて見た。凄いですねー。
6時4分硫黄道に出る頃には明るくなる。天気予報は終日曇となっているが、後方黒岩山から泉水山に雲はかかってなく、高曇りのようだ。
硫黄道を登って行くと、三俣山の上が朝焼け。朝焼けは雨だったかな?
6時21分硫黄道を離れ、諏蛾守越へと岩道を登る。岩道は登るのも下るのも大変だ。
20分ほどの登りで6時41分諏蛾守越に着く。
三俣山へと登り始めると、大船山の上に陽が輝く。天候は雲から晴に傾いたようだ。
登るに従い、北千里ヶ浜が眼下に広がる。九重連山は少し霞むが雲は全くない。
7時7分、西峰山頂へと方向を変える所から、南峰直登ルートを見下ろす。
ここまで登れば西峰へ緩やかな登りとなる。
7時11分西峰へ着く。西の方は雲が厚そうだから徐々に天気は崩れるのだろう。
西峰から眺める三俣山本峰(左)、Ⅳ峰、南峰。
一旦下って、本峰とⅣ峰・南峰の分岐へと登り返す。途中南峰山頂下を眺めると紅葉には少し早そうだ。
西峰から20分ほどで分岐に着いて本峰を取る。ここから5分ほど歩けば本峰だ。
山頂部は、青と黄が点々と。紅が加われば信号機だ。
などと考えて登っていたわけではないが、7時38分三俣山本峰に着く。
北峰を見やれば、紅と黄は見えないのでパスして、
南峰に向かう。南峰の山肌も紅葉にはまだまだだ。
7時57分南峰に着く。
こちらもリンドウだ。花は晴れないと開かないらしい。で、まだ日が当たらないからかパッと開いたのが無い。
南峰から眺める、本峰(右)とⅣ峰。
大船山の紅葉を求めて坊がつるへの下りに就く。
山頂から10分ほど下ると、坊がつるが見渡せる。まるでジェットコースターの下りだ。陽は射しているが大船山には雲がかかり始めた。テントも10張ほど確認できる。天候のせいか連休にしては少ないのでは。
けなげに一本で頑張っている紅葉。
急坂を1時間頑張って坊がつる手前のガレ場まで下って来た。
9時10分法華院温泉への道を離れ坊がつるへの道へと入る。
坊がつるのテント場へと入って行く。
坊がつるのリンドウは開いているね。
炊事棟まで来て、三俣山を見返る。早くもテントを撤収して下山の人も。
坊がつるから段原まではひたすら登るだけだ。10時2分立中山への道を右に見送り、
途中、小さい秋を眺めて少し期待。
10時42分段原に着く。ここまで登り一服。立中山分岐を過ぎたあたりからシャリばて気味できつかった。山頂までもう少しだ。
その山頂には残念ながら雲がかかっている。
山頂に着いたら飯が食える。ガンバロー!
11時10分大船山山頂に着く。先客が吾輩にお元気ですねと声をかける。訊ねれば私より年配のようだからと。爺に間違いはないがガックリ。
久住山の眺めは見ての通り雲がかかってしまった。
御池の紅葉はまだのようだが、
それでも池まで下りてみる。日が差すと少し赤みが増すがまだまだだ。
山頂に戻って昼食を取り、11時47分下山に就くと、雲は切れ九重連山が見渡せた。
10分ほど下ると色付きが感じられる景色が。
12時11分段原まで戻り眺める大船山。
折角だから北大船山にも登り、
段原に戻り、立中山分岐を過ぎた所で、13時11分宇土山入口なる標識を見て寄り道して見れば、標高点1345の地点であった。
13時45分坊がつるに戻る。明日の雨をものともせずテント泊を決め込む強者も。ススキの原を抜けて、
雨ヶ池越(長者原登山口)への登りに就く。
坊がつるの周囲も来春の野焼きの防火帯が出来ていた。野焼きは3月下旬ごろだろう。
雨ヶ池越へ登る途中から雨粒がポツポツ落ちて来た。14時30分雨ヶ池に着くと花が観られる。
雨ヶ池から長者原への下りは何時になく長く感じられ、タデ原湿原の出入口に15時37分着いて三俣山を見返した時にはやっと着いたかと。雨はポツポツのままで本降りにはならずじまいであった。
橋のたもとのモミジが今の時期の紅葉をよく物語っていた。15時40分下山。
曇が晴に変わり、雨に降られず歩けた山歩で大満足。
今日の行程、
大曲登山口5:45-6:41諏蛾守越-7:11西峰-7:38三俣山本峰-7:57南峰-9:19坊がつる-10:42段原-11:10大船山(昼食)11:47-12:18北大船山-13:45坊がつる-14:30雨ヶ池-15:40長者原