2020年10月27日、火曜日、晴。分県登山ガイドの長与の山を登ったなら、隣町の時津の山も登らねばと向かう。
途中24日に登った長与三山の写真を撮りながら行ったから、登山口の鳴鼓岳自然公園の駐車場に着いたのは10時20分になってしまった。ここに至る林道は狭いので軽自動車がお薦めだ。
駐車場からの眺めは良い。
24日に登った仙吾岳(左端)から丸田岳。右端に帆場岳。
中央左は琴ノ尾岳で、右が仙吾岳だ。
準備をして駐車場の案内板で概略を頭に入れる。
10時35分駐車場を出発。先ずは展望台へ。
いきなり急坂から始まる。
出足こそ急坂であったがしばらく歩くと樹林の緩やかな登りとなる。
樹林から植林に変わり、さらに緩やかな登りとなる。
10時58分、展望台と芝生広場の分岐に着く。展望台まで200mだ。
道標に従い右に折れて植林の道を進む。
2,3分も歩くと上り坂になる。
1分ほど登れば展望台だ、11時3分。
駐車場より高いだけあってこちらの展望はいいね。21日に登った堂崎ノ鼻から琴ノ尾岳の眺めが素晴らしい。手前は時津港でその先は長与港だろう。
霞むのは多良山系だ。
分岐に戻ろうと振り向けばこれから登る宇土山(右)と芝生広場(左)が望める。
11時15分分岐に戻り、植林の中の遊歩道を芝生広場に向かう。
緩やかに登ってゆくと目の前に芝生広場への分岐が現れる。広場まで200mだ。
道標に従い左に折れ芝生広場へ。植林の中の歩きだから景色は代り映えしない。
1分も歩かないうちに道は分かれる。どちらを行っても広場に出ると。
右回りしようと、左手の道を取る。道は今までの道より荒れている。
5分ほど歩いた11時35分芝生広場に出る。広場の北側に九電のマイクロウェーブの反射板があるほかはただの広場だ。
眺めは草木が伸びて帆場岳などの山が見える程度だ。
右回りで戻る道は樹林だ。
11時45分分岐に戻り先に進む。道標は遊歩道1.5㎞とある。どこまで1.5㎞かさっぱりわからぬ。推測するに烏帽子岳までなのだろう。
芝生広場分岐の道標から3分ほど歩くと、11時48分日並分岐に着く。
日並に進み三角点のある384mのピークに寄道してみよう。日並への道は遊歩道ではないから踏み跡も薄く、テープの印を頼りに向かう。
分岐からほとんど上り下りもなく10分ほどで、三角点のあるピークに11時47分着くと、宇土山の標識がある。
12時6分日並分岐に戻り遊歩道を鳴鼓岳に向かう。
遊歩道の右は植林の長崎市、左は樹林の急斜面で時津町だ。遊歩道は小さなアップダウンを繰返す。
なだらかなピークに12時17分出ると、そこが鳴鼓岳だ。
烏帽子岳への道も小さなアップダウンの繰り返しだが、12時39分50mはない急登が現れる。
ロープまで張られているが、すがるほどの坂ではない。下りのためかな。
登り上がるとそこが烏帽子岳だ、12時43分。明治時代に陸軍省が建てた石柱がある。
この先に400m超のピークがあるからそこまで行ってみようと先に進む。
鞍部まで下ると石のやせ尾根となるが滑落の恐れはない。
ヤセ尾根を抜け混交林を登ると、
滑石峠への道標を見る。400m超のピークは道標の背面側へ10mだ。
名無しの山と思っていたピークに12時56分着くと、「師匠手山」と書かれたかまぼこ板が木に掛けてある。
出発時は滑石峠に下り、車道を滑石から左底に出て林道を登って駐車場に戻ろうと考えて運動靴を持ってきたが、2時間の車道歩きは街中の歩きなので止めた。往路を寄道せずに戻るので駐車場まで1時間の13時57分に下山。
駐車場から少し登ったところにも展望台があるので行ってみると日並のショッピングモールが眼下に見えた。
展望台と芝生広場以外は全く展望のない遊歩道だが、植林、樹林共に明るく心地よい山歩きが出来た。
鳴鼓岳・烏帽子岳の行程、
駐車場10:35-10:58展望台分岐-11:03展望台11:13-11:15展望台分岐-11:28芝生広場分岐-11:35芝生広場11:42-11:48日並分岐-11:57宇土山-12:06日並分岐-12:17鳴鼓岳-12:43烏帽子岳-12:56師匠手山-13:13烏帽子岳-13:29鳴鼓岳-13:38日並分岐-13:46展望台分岐-13:57駐車場
帰り道でも24日に登った長与三山、左から仙吾岳、丸田岳(タンタン岩)、稗ノ岳の写真を撮る。
タンタン岩正面
タンタン岩側面
稗ノ岳(左端と思うのですが?)