2023年9月28日、木曜日、晴時々曇。月初に経ヶ岳に登ってから歩こうと思っていた登山道から外れた865南尾根に。
8時55分駐車場を出発。直ぐに道脇に前回は咲いていなかった花を観る。3、4㎝ほどの花だ。
花は1㎝ほどで白くてきれいなので撮る。
川を渡る所で黄色の花。全てわからん草だ。
9時23分黒木への分岐に着く。黒木側に進めば822への尾根に取付けるが、今日は865南尾根だ。
この国旗を見て登山道を数十m歩いて、
道を離れて左の植林へと進み適当な所から茂みに入る。
灌木が茂る植林の急坂を枝を避けて登る。枝は柔らかいのでさほど気にならない。直ぐに無くなる。
10分ほど登った9時41分、はっきり尾根筋と分かる所に出た。
尾根はやや急坂な樹林に変わる。木の枝に変わり蜘蛛の巣が。
10分も登ると雰囲気の良い尾根に変わる。尾根の左右は植林が迫る。
右の植林側は小枝が張り出すので、尾根の左寄りの歩き易い所を登る。
10時2分標高650m近くまで登った所で石垣を見る。炭焼窯の跡とは違う。
地形図を見ればこの辺りから急坂が始まるのだ。落葉で柔らかい地面は踏ん張ると崩れるので登りづらい。
木の枝が掴めない所は石に手を掛けると、ゴロっと崩れるのもあるから様子を見ながら力を入れる。足を滑らせれば転げ落ちそうな急勾配だ。
25分ほどで急勾配を這い上がって、10時28分小さな本当に小さな小ピークのようなところ出た。
ここを過ぎても急勾配は続くが、足元はしっかりして来たし、獣道を歩いたりし急勾配を緩和できる。獣も真直ぐは上り下りしないのだ。
標高750m超えて尾根が狭まって来て、日当たりが良くなるあたりから、シャクナゲが見られるようになって来た。
標高を上げるに従い石が目立つようになってくると、
10時47分左右に縦走路の稜線が見えるようになってきて、865のピークに近づいたと思う。
10時52分865ピークに出た。取付いてから1時間半弱だ。
登って来た尾根への踏み跡は全くないから歩く魅力がない尾根なのだろう。
つげ尾へと下り始めると、真っ赤なキノコ。
チョコレートのようだ。
11時13分つげ尾に着いて経ヶ岳へと向かう。
ガレの登り手前で、紫の花アキチョウジ?
展望の利く所に着くと、登り始めた時の陽差しは無く曇り空に。
ガレ場の登りにかかると、先日ツルニンジンの花を観たあたりでガクだけが残る。
さらにガレ場を抜けるところまで登ると、なんと1輪だけ花が残っていた。先ほどのものはツルニンジンのガクだ。
さらに登って行くと、白いアキチョウジ?
花を愛でながら登って11時58分経ヶ岳に着く。
雲が流れて来て眺望はなし。昼食。
15分ほどして下山にかかる頃には、雲が薄くなり景色が望めるようになった。
865南尾根は一番手前と思うのだが、良く分からない。
舞岳を経て戻るのだが、真直ぐ中山越に下るか、平谷越経由で下るか迷ったが、久しぶりに平谷越経由を取る。下り始めると先日観たツルリンドウは枯れたのか見当たらず、黄色い花はアキノキリンソウか。ガレ場から上の方でも少し見たな。
12時30分展望岩まで下る。少しずつ黄葉が始まっている。
クサリ場に足を踏み出すと、下の方で小さな青いものが風に揺らぐ。近づけばリンドウだ。こっちの道を取ってラッキー!
さらに数十m下るとまたリンドウ。こちらは風にあおられ花が揺れるので写真を撮るのに苦労した。蕾もあるからしばらくは観れそうだ。この暑さでも徐々に秋だ。
12時43分平谷越に下り、
そうめん滝まで下ると、そうめん屋さんは店じまい。
13時8分平谷越分岐に着いて、
舞岳への道へ入ると、14時前なのに薄暗い。雨が来なければよいが。
13時28分舞岳。
少し下った所から経ヶ岳を望めば山頂は雲の中。手前に黄に色づいた小さい秋。
ピンクの花でアキチョウジ?に似ているが、何か違うようだがさあ何でしょう。図鑑で調べたらミヤマママコナ(深山飯子菜)のようで、白い種子が米粒に似ているからこの名と。
花は観られなくなりひたすら下り、13時44分展望岩。
14時41分舞岳登山口に戻る。晴れ間が戻って暑そうだ。上は湿度は高かったが風もあって意外に涼しかった。
5㎜ほどの小さな花。
これはアキチョウジでしょう。よく撮れたのでまたお出まし。
14時33分駐車場に戻る。南尾根の登りは下山して見れば足に堪えた。次は822南尾根だ。