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登山と車旅

車旅 2022.08.31 らうす英嶺山 三角山

2022年8月31日、木曜日、小雨。今日は羅臼の町から歩いて登れる英嶺山(えいれいさん)だ。昨日の天気予報では午後から雨の予報だったが、朝からポツポツと雨粒が落ちている。今日は少々の雨でも登るつもりだ。7時2分道の駅を出発。

道の駅から英嶺山(右端)を望める。左端は羅臼岳だ。
河口に最も近い橋を渡る時に河床を見下ろすと、魚影が見える。大きさから鮭だろう。すぐ上流に簗があるから遡上できない。
羅臼神社の前から、

中学校に通じる無限坂を登る。
途中まで登るとトンネルのようなものが現れる。シェルターとあるから雪除け道か。車道を行くより近そうだからこちらに入ってみると、長~い階段が続く。200段ぐらいあったかな。
シェルターを抜けると次のシェルターが続くが、こちらは短い。
シェルターを抜けると、7時30分左手に知床未来中学校だ。
登山口へはグラウンドの横をまっすぐ進むようだ。
グラウンドに沿って進むと、右下に羅臼の町が見下ろせる。写真右側が道の駅だ。斜めに走る緑の帯が羅臼川だ。

グラウンドの端から英嶺山に通じる道があり、鹿除けの電気柵(山側から撮る)に7時36分着く。道の山側に英嶺山の道標と案内板がある。


砂利道を3分ほど登った7時41分、道の右に道標と登山ポストを見て登山届を出す。ここが登山口になるのか。

ダケカンバと笹の道をいきなり登り始める。
やや急な坂道を数分も登ると、7時49分三角山との分岐に着く。
ここは左の英嶺山の道をとり、ダケカンバと笹の林の中を歩く。電気柵の所で治山工事の人から、この山には熊が1頭いると聞かされたので、笛を時々吹いて進む。勿論腰には鈴とカウベルだ。熊が隠れていそうな雰囲気だ。
分岐から10分ほど歩くと、左下に羅臼の町が見晴らせる地点に出る。中央下の茶色いところが中学校のグラウンドだろう。

しばらく歩いた8時6分前が開けて忽然と池が現れる。四ツ倉沼とある。正面に見える山が方向から云って英嶺山だろう。水面に雨の波紋が見えるが、ダケカンバの林の中を歩いている分には、雨は全く感じない。
沼からしばらく歩くと、徐々に上り坂となる。山の様子は変わらずダケカンバと笹だ。
途中で視界が開けると、左手に羅臼のスキー場だ。
登りがなだらかになると、8時19分熊見台に着く。
ビジターセンター(左中)と熊の湯(中央白い噴気)の眺めが良い。
20mほど先に進むと、英嶺山が目の前だ。

熊見台からの眺めでは緩やかな登りに見えたが、歩いてみるとやや急だ。
先の方が明るくなって来たぞ。頂上かな?
さらに数分登っても同様の景色だ。
8時40分、ようやく山頂らしきものが見えて来た。この20分は長く感じた。
真直ぐ山頂に登るのかと思ったら、道は右回りに巻くように登っている。
巻いて登る時の左手の笹に覆われた景観が実に良い。
半周もするとこの先が間違いなく山頂の様だ。
8時46分、英嶺山の頂に着く。案内板の通り360度の眺望だ。
が、今日の天気では羅臼岳の頂が見えただけでも良しとしよう。
羅臼の町は木の枝で隠れる。
国後島の山が、かすかに見える。
ゆっくり眺めを楽しみたいところだが、この天気なので5分ほど留まっただけで、雨が本降りになる前に下る。
登山道は木の根も殆ど無いし、滑らないので速足で下る。
9時5分熊見台、9時16分四ツ倉沼に着く頃にはガスってきた。
晴れていれば水面に映る景色もいいだろうな。

この山の一番は、山一面がダケカンバで覆われているところだろう。何時までも残してほしいものだ。
9時29分分岐に着いて、三角山に寄り道。
分岐から100mほどなので、9時33分に着く。樹木に覆われ展望なし。
熊にも遭遇せず、糞も見ず、9時41分登山ポストに無事下山。ダケカンバの林が美しい山でした。晴れた日に登ってみたい。
10時12分道の駅に戻る。


十分時間もあるから、カラフトマス釣りに出かける。2時間ほど頑張ったがボウズ。釣り人の誰もが今年は全く釣れないと。やはり魚が消えたのだ。2018年の時にはこの海面に背びれを出して魚が押し寄せたのだ。
午後になると雨も本降りになる。14時に熊の湯に行くと誰もいない。雨の露天風呂もいいものだ。
夕食は明太パスタと、水タコの刺身。
明日は根室に移動しよう。今年は9月末の標津秋鮭まつりが中止だ。根室のサンマまつりはどうなるのか?
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