7月23日、晴。4時起床。今日は晴れそうだ。朝食は納豆に玉子焼き。山奥の小屋にしてはご馳走だ。今日の行程は農鳥岳、間ノ岳、北岳に登り肩ノ小屋までの10時間強の行程だ。小屋の前で皆さん出発準備をしている。
目の前の西農鳥には雲一つない。雨続きだったので緑が鮮やかだ。
5時出発。農鳥岳と間ノ岳の分岐三国平に5時45分に着く。陽光に回りが輝いて見える。
目の前には間ノ岳から延びる仙塩尾根の先に仙丈ケ岳が。
南には昨日歩いた塩見岳と熊ノ平小屋への稜線が。左奥の頂は悪沢岳か?昨日晴れていれば塩見岳から荒川三山、赤石岳、聖岳の展望が圧巻であったろうな。
農鳥岳へは間ノ岳の南斜面を捲くトラバース道を行く。
ルート半ばまで来ると塩見岳の左に見えるのは赤石岳と荒川三山か?
農鳥小屋の手前でトラバース道から間ノ岳と農鳥岳の稜線に出る。農鳥岳、西農鳥の眺めがよい。東側から早くも雲が湧いてきた。農鳥小屋は目の前だ。小屋に7時50分に着く。農鳥岳へはここからピストンとなるので小屋にザックを預けることにする。農鳥小屋は山の雑誌で評判の小屋だ。
小屋から西農鳥へ15分ほど登り返すと間ノ岳山腹に刻まれたトラバース道がハッキリわかる。
西農鳥の頂近くで雷鳥に会う。上りでゆっくり近づくので逃げる気配はない。
8時55分西農鳥岳に着くが何もない小さなピークだ。
一方三角点がある農鳥岳の標高は25mほど低いがどっしりしている。この時何故か西農鳥岳まで行って引返し、農鳥岳に登っていない。往復1時間20分の行程なのに。今となっては悔やまれる行動である。農鳥岳は3000m超の貴重な山なのだ。
往路を戻り間ノ岳に向かう。雲よ湧かずに待っていてくれ。
先ほどの雷鳥だろうか親子で砂浴びをしている。
間ノ岳に着くころには農鳥岳は雲に包まれてしまった。
山頂が広く平坦な間ノ岳に11時50分着く。
三角点名はなんと「相ノ岳」だ。
中白根山を越え北岳山荘、北岳に向かう。
13時25分北岳山荘に着く。雲よ北岳を覆うのを待ってくれ。
吊尾根分岐で八本歯のコルへの道を右に見る。ここから先は2度目となる。最初は1994年八本歯のコルから北岳に登った時だ。もう少しで北岳の山頂だ。15時山頂に着く。
(1994年7月30日撮影、八本歯のコル)
(1994年7月30日撮影、ショートパンツにTシャツの筆者)
ここの三角点名は「白根岳」だ。
残すは肩ノ小屋まで下るだけなので山頂でゆっくりする。ガスってはいないが周囲の山々は雲に覆われてしまって景観はない。遅い時間なので北岳の山頂には人気もない。
16時小屋に着く。人気の山だけあって小屋は満員。寝床は布団でなく毛布のみ。慣れた人は寝袋持参だ。これなら北岳山荘に泊まればよかった。夕食はサワラの粕漬け。明日は広河原まで長い下りだ。
今日の行程、
熊ノ平小屋5:00-5:45三国平-7:50農鳥小屋-8:55西農鳥岳-9:55農鳥小屋-11:50間ノ岳-12:55中白根山-13:25北岳山荘-14:25吊尾根分岐-15:00北岳15:20-16:00肩ノ小屋
目の前の西農鳥には雲一つない。雨続きだったので緑が鮮やかだ。
5時出発。農鳥岳と間ノ岳の分岐三国平に5時45分に着く。陽光に回りが輝いて見える。
目の前には間ノ岳から延びる仙塩尾根の先に仙丈ケ岳が。
南には昨日歩いた塩見岳と熊ノ平小屋への稜線が。左奥の頂は悪沢岳か?昨日晴れていれば塩見岳から荒川三山、赤石岳、聖岳の展望が圧巻であったろうな。
農鳥岳へは間ノ岳の南斜面を捲くトラバース道を行く。
ルート半ばまで来ると塩見岳の左に見えるのは赤石岳と荒川三山か?
農鳥小屋の手前でトラバース道から間ノ岳と農鳥岳の稜線に出る。農鳥岳、西農鳥の眺めがよい。東側から早くも雲が湧いてきた。農鳥小屋は目の前だ。小屋に7時50分に着く。農鳥岳へはここからピストンとなるので小屋にザックを預けることにする。農鳥小屋は山の雑誌で評判の小屋だ。
小屋から西農鳥へ15分ほど登り返すと間ノ岳山腹に刻まれたトラバース道がハッキリわかる。
西農鳥の頂近くで雷鳥に会う。上りでゆっくり近づくので逃げる気配はない。
8時55分西農鳥岳に着くが何もない小さなピークだ。
一方三角点がある農鳥岳の標高は25mほど低いがどっしりしている。この時何故か西農鳥岳まで行って引返し、農鳥岳に登っていない。往復1時間20分の行程なのに。今となっては悔やまれる行動である。農鳥岳は3000m超の貴重な山なのだ。
往路を戻り間ノ岳に向かう。雲よ湧かずに待っていてくれ。
先ほどの雷鳥だろうか親子で砂浴びをしている。
間ノ岳に着くころには農鳥岳は雲に包まれてしまった。
山頂が広く平坦な間ノ岳に11時50分着く。
三角点名はなんと「相ノ岳」だ。
中白根山を越え北岳山荘、北岳に向かう。
13時25分北岳山荘に着く。雲よ北岳を覆うのを待ってくれ。
吊尾根分岐で八本歯のコルへの道を右に見る。ここから先は2度目となる。最初は1994年八本歯のコルから北岳に登った時だ。もう少しで北岳の山頂だ。15時山頂に着く。
(1994年7月30日撮影、八本歯のコル)
(1994年7月30日撮影、ショートパンツにTシャツの筆者)
ここの三角点名は「白根岳」だ。
残すは肩ノ小屋まで下るだけなので山頂でゆっくりする。ガスってはいないが周囲の山々は雲に覆われてしまって景観はない。遅い時間なので北岳の山頂には人気もない。
16時小屋に着く。人気の山だけあって小屋は満員。寝床は布団でなく毛布のみ。慣れた人は寝袋持参だ。これなら北岳山荘に泊まればよかった。夕食はサワラの粕漬け。明日は広河原まで長い下りだ。
今日の行程、
熊ノ平小屋5:00-5:45三国平-7:50農鳥小屋-8:55西農鳥岳-9:55農鳥小屋-11:50間ノ岳-12:55中白根山-13:25北岳山荘-14:25吊尾根分岐-15:00北岳15:20-16:00肩ノ小屋