2020年、水曜日、晴。水曜登山だ、奥平谷から経ヶ岳のピストンというので、吾輩は先月25日に、狸だまりからの戻りに探った尾根を一人登り、経ヶ岳に登る周回ルートを探る。
駐車場を9時1分に出発。すぐに経ヶ岳への道と奥平谷キャンプ場の案内図を見送り車道をキャンプ場へ進む。
またすぐに分岐に出る。右の道は狸だまり登山口に通じる林道だが、今日はクサリを越えてキャンプ場に入る。
キャンプ場内の車道を登り、分岐が出てきたところで、9時11分、GPSを見ながら右の階段を登りお目当ての尾根に進む。
バンガローの間を抜けて林の尾根へ進む。
尾根を塞ぐ岩場が出てこないことを願いながら登り始めるが、9時15分早くも見上げる岩場が現れる。
登れそうもないので、巻こうと左を見るが、急斜面で先に進むのは無理だ。右を巻くしかない。
右は大きく下を巻かないと進めそうもないが、登るのは全く問題ない。岩場の上に出るように大きく右を巻いて進む。
9時23分岩場の上に出る。しっかりした尾根だ。
岩場が出てこないことを祈りながら、歩きやすい尾根を数分も歩いた、
9時31分、また小さない岩場が現れた。これは右から登って越えられそうだが、露岩のようなので越えた先の下りが不安なので巻こう。
(岩の右側に手掛かりがあって登れそう)
左右とも岩のすぐ下は切れ落ちているので巻くのは無理。
岩の左下に下り、けものみちらしいところを進む。
数分下った先から、尾根へ登り返し、
9時42分尾根の上に出るて下を覗けば、露岩のように見えた岩は大きな岩場であった。岩を登っていたら大変だった。短時間に2つも岩場がつづけばこの先も言わずもがなだ。
次の露岩が直ぐに表れた。これは大したことないだろうと登り上がると、
経ヶ岳が望める。右の尖った山は703m峰のあたりの山だろう。
下ろうと先に進むと、下る側が切れ落ちている。
仕方なく戻り、岩の右を巻く。
巻いて先に進むと、次はこんな岩が現れる。ここは先が見えたから登り進むと、
下る側が少々滑り易い細い岩だったが慎重に通過。(下ってから見返す)
またまた、2分も進まない9時54分、こんなところが現れる。
もうだまされないぞと左を巻く。
巻いて先に出ると、単なる尾根かと思っていたところは、露岩であった。
ここの露岩を最後に、急坂の直登を数分も登ると、
10時3分予想した林道の所に出合う。目印は携帯受信可能の標識だ。
林道を左に200mも歩くと、10時7分狸だまりの登山口に着く。
キャンプ場からA地点に登る尾根も気になるので探りに行く。
A地点からの尾根の下りを覗くと、獣道らしきものがある。そのうちに探ってみよう。
10時17分狸だまり登山口に戻り、縦走路を目指す。
左に本沢を見ながら数十m登り、右の枝沢に入りこれを登る。
5分弱枝沢を登り、左手の鞍部を越えて、
また本沢を見る。植林の中を登り、
樹林に変わると道が若干わかりずらいが、先に縦走路稜線の明かりが見えるようになるから登り続けると、
10時32分縦走路に出合う。
狸だまり、釜伏山、822m峰(RP011)とアップダウンを繰返して石道に出て、登り上がると、
11時27分865m峰に着く。つげ尾まで緩やかに登り、ガレ場を過ぎて山頂直下の急登を詰めると、
12時4分、静かな経ヶ岳の山頂に着く。
山頂からの眺めは、多良岳、五家原岳。雲上に雲仙。
五家原岳の右に大花山、鳥甲山。
郡岳から国見岳(百貫)。国見岳にはご無沙汰しているな。
山頂から平谷越に下る展望岩からは、タイラギ山、片木岳が指呼の間だ。
多良岳から山茶花高原へ。
霞んでいるが川棚虚空蔵山も望める。
平谷越に下り、馬の背、林道出合を経て、登山口手前のキャンプ場への分岐に13時26分着く。
A地点へ登る尾根を探るために、橋を渡りキャンプ場へ。
コロナと444号が一時期通行止めであったから、今は開いているのか分からぬキャンプ場内を抜け、尾根への取付きの目星をつける。
13時45分駐車場へ下山。何とか林道を長々と歩かないで周回できるルートの目星がついたからよかった。
駐車場9:01-9:04キャンプ場入口-9:11山道へ-9:15岩場下-9:23岩場上-9:31岩場下-9:42岩場上-10:03林道出合-10:07狸だまり登山口(A地点探る)10:17-10:32縦走路-10:34狸だまり-10:47釜伏山-11:06峰822-11:27峰865-11:39つげ尾-12:04経ヶ岳(昼食)12:20-12:36平谷越-13:00馬の背-13:08林道出合-13:26キャンプ場分岐(キャンプ場散策)-13:45駐車場