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登山と車旅

佐賀の山 2025.02.09 雪の天山

2025年2月9日、日曜日、曇時々晴。山友さんから天山の誘いがあったが、雪で通行止めだろうと、近場の山へ登ろうと。が、調べると天山への登山口、七曲峠への道は通行規制なし。変更して天山へ。
七曲峠を越えて富士町に入った所の駐車場に9時頃着く。先客4,5台。小城からここまでの道は山間部に入ってから1,2㎞凍結が続く九十九折の坂道であった。2,3ヶ所でタイヤが滑った。戻りが心配だ。

9時7分出発。気温マイナス3度。100mほど小城側へ戻って、七曲登山口へ。融けた雪は凍っている。
9時9分、登山口。
階段を上ると、9時12分天山への道標だ。山頂まで3.6㎞だ。昨年歩いたからルートは記憶に残る。
登山道はすっかり雪に埋もれているが、雪は踏まれて歩き易い。チェーンスパイクを用意はしているが、この雪と傾斜なら滑らないだろうと着けずに登る。
暫く登れば、枝葉に雪が積もる。

時折、日が差すと、雪の反射もあって急に明るくなる。
9時37分2.6㎞の道標を通過。

道標から10分ほど歩くと林を抜け、開放的になる。
雲が流れて時折青空も覗く。

どのくらいの積雪かと笹原にポールをさすと50㎝ほど埋まる、下は笹だから正味30㎝ほど積もっているのか。
9時55分、目の前の丘を登り上がると、暫くなだらかな登りだ。
振り返れば彦岳が望める。
前方に、もう一登り待っている。
10時16分、山頂まで1.6㎞地点まで登る。あと500mほど進めば山頂部のなだらかな所に出る。もう一頑張りだ。
登っていて不思議に思うのは、雪がこれだけあって、結構冷え込んでいるのに、霧氷が付いていないことだ。なーんでかな?
南にどんよりした雲の下に佐賀市や有明海。
融けた雪がツララになっている。
10時35分、登り傾斜が緩やかになって来た、
と思ったら2分ほど歩いた、10時37分山頂まで1.1㎞の道標を見る。今まで殆ど風を感じなかったが、ここから冷たい風が少し吹きつけるようになる。
もう山頂まではなだらかな登りなので楽勝だ。ところが笹原の中の窪んだ登山道は雪深い。膝下まである。
最初のうちは足元が不安定なので慣れずに、右へ左へと体を取られながら進む。
楽勝どころか登りより大変だ。
何処まで続くのだこの雪道は。
10時55分東ノ峰。山頂まで0.6㎞だ。
東ノ峰を過ぎ間もなくすると、山頂が見えて来た。

まだまだ雪深い道は続く。なにがキツイかと云うと、すっぽり雪に埋まった足を抜くために、足を高く上げて歩かなければならぬのだ。
雪が飛ばされて、地面が見える所に出ると一息つける。

それも10mほど進めば、またこの深さだ。
11時13分、山頂に集う登山者が見えて来た、2,30人はいるね。
山頂まじかになると風で雪が飛ばされるのだろう。殆ど積もる雪は無い。地表は凍っている。
11時18分山頂に着く。

時折差した日差しは無い。ガスってはいないから何とか景色は望める。雷山方向。
玄海灘・唐津方向。右の山は浮嶽。
目の前雨山。その先には八幡岳だが雲で見えない。
風が冷たいから早々に山頂を後に往路を戻る。

風が少し和らぐ東ノ峰へ下る途中で、短い昼食をとる。11時54分東ノ峰。
下りは、登山者が少し踏み慣らしてくれたのと、下りの勢いで、深い雪も少しばかり楽に。

佐賀平野、

彦岳の眺め。
山頂まで1.6㎞地点を通過した12時33分、融けずにまだ幹に雪が残っている。途中ですれ違った登山者は、小城から七曲迄の凍結車道を下るのを恐れ、帰路の車道を小城にすべきか古湯にすべきか訊かれたが、こちらも初めてなので応えようがない。我等は往路と同じ南側の小城へ下ったが。

13時山頂まで3.1㎞の道標まで下った。残り500mだ。
ここの枝葉の雪もまだ融ける気配なし。滴も落ちてこないし、雪が落ちる音も聞こえない。気温は零度以下なのだろう。
13時8分、目の前に彦岳への登りを見て、登山口まで降りて来た。
13時11分登山口に下りる。
昼を回っても登ってくる人に数組出会ったから、駐車場は10台近く駐まっていた。
開放感に満ちた雪山を十分満喫できる山歩が出来た。山友さんへ感謝です。

帰路、小城から雪を戴く天山を望む。


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