2021年6月9日、水曜日、晴。一年振りに北尾根から鳥甲山に登る。9時過ぎに郡川砂防公園の広い駐車場に車を止める。
駐車場からは昨日登った750峰手前の576三角点の山が目の前にそびえる。
歩くルートは公園から林道を北尾根の取付きに向かい、鳥甲山北尾根、鳥甲山、摩利支天宮、大原越から南側の林道に下り、林道を二合半・大花山登山口に登り、二合半岳に登り、大原越しに下り、砂防公園に戻る左回りの周回だ。
9時28分駐車場を出発。
駐車場を出て左に数十m歩くと、鋭角に左に登り上がる林道があるのでこれを登る。
林道を道なりに歩くと、大きく左にカーブするところでソフトバンクの鉄塔を9時44分見る。この尾根を登れば摩利支天宮に登れそうだ。
数分も先に進むと林道が半分崩落している。これも昨年の大雨で？
また数分も歩くと右手が開け、東西（左右）が切れ落ちた尖峰は昨日登った750峰だ。山の名前が分かると景色にも親しみが湧くね。経ヶ岳（右）、釜伏山（左）
10時4分左に大きくカーブして2，30mも進むと、北尾根への取付きドコモの鉄塔の下にでる。鉄塔には階段で上がれる。ここまで来るだけで蒸し暑さで汗だくだ。
鉄塔囲いの右側から10時7分尾根に取付く。
尾根は灌木もなく歩きやすい。
しばらく歩いた10時16分露岩が目立つようになり、岩尾根、痩せた岩尾根と変化に富んできた。巻かずに何とか通過。
岩場を抜けるとわずかに下り、
また岩場の登りとなる。
灌木の茂る痩せた岩尾根を登り上がると、
10時31分眼下に萱瀬ダムと黒木小学校を見下ろす。
ここからは岩尾根、痩せ尾根と歩いて行くと、
10時38分、ポールの立つ第二の岩場前に出る。痩せた岩場だ。岩と灌木を慎重に掴んで登る。
登り上がった先も露岩の目立つ登りだ。暫くは岩場もなくこんな感じの樹林を15分ほど歩く、
11時1分数十mの平坦部に出る。
11時1分数十mの平坦部に出る。
露岩の尾根に変わり、登って行くと、
11時10分高さ数mの第3岩場に出る。前回は右側から登り上がったが、
今回は左側の岩を登って見よう。浮石に注意しながら登る。
登り上がると次は木の根に掴まりさらに登る。
登り上がると安心して歩ける林だ。
5分ほど歩いた11時20分北西尾根との分岐に着く。変化に富んだ北尾根はここで終わる。
鳥甲山へ進む目の前には、最大の難所の高さ10mほどの垂直に近い岩壁が立ちはだかる。今日は巻かずに登って見よう。
岩の左側から心もとない岩や木の根、灌木に体を預け、手足総動員で登る。
11時26分岩壁上の林に出て安堵。
鳥甲山に向かう道はほとんど歩かれないだろうから灌木が茂る。
露岩の目立つ鞍部に下り登り返して、
南西尾根の分岐を11時37分右に見送り、
11時40分鳥甲山山頂に着いて昼食。
鳥甲山展望所の小枝が伐採されて視界が広がっていた。昨日登ったルートや、教えていただいたルートが良く分かる。
摩利支天宮では登る時に見たソフトバンクの鉄塔に下る道があるのか探るが確認できなかった。
大原越に12時40分下り、砂防公園に下ろうかと迷ったが、南川内への道を探ろうと下る。
登山道は100mも下らないうちに作業道に取って代わられる。作業道を下るとイチゴの木を見る。これは実が赤いからモミジイチゴではなさそうだ。葉の形も違う。
となど思ってさらに下ると、想定通りの橋の所に12時49分出た。
ここまで来たら林道を上って、二合半岳に登って帰ろう。
林道の登りはたまらない暑さでキツイです、体がまだ慣れていません。
13時18分二合半岳登山口に着く。鞍部を抜ける僅かな風が有難い。
二合半岳に登り、再び大原越に14時2分着き、砂防公園への道を取る。何故かこの道は何時も薄暗い。
10分弱下って沢に着く。僅か水が流れている。汗ばむ顔や手を洗う。冷たくて気持ちいね。
さらに下って林道端に14時22分着き、また水を使う。
林道端の所の道は道ではなく沢の様だ。
14時37分ヒバの群生地まで下る。ここまで下れば駐車場まで0.9㎞だ。
舗装林道を歩いて14時48分駐車場に戻る。
今日は暑くて大量の汗をかいたから、虫がうるさかった。特にカメラを構えるとレンズの前を飛び交うので写真を撮るのも一苦労だ。蚊取り線香を持って登る時機到来。
今日の行程、
駐車場9:28－10:04北尾根取付き－10:18第1岩場－10:38第2岩場－11:01平坦部－11:10第3岩場－11:17分岐11:20－11:21岩壁－11:40鳥甲山（昼食）11:54－12:16摩利支天宮12:22－12:40大原越－12:49林道橋－13:17二合半岳登山口－13:30二合半岳－14:02大原越－14:13沢14:16－14:22林道端14:26－14:37ヒバ群生地－14:48駐車場
