登山と車旅

北海道の山 2018.07.16 ニセコアンヌプリ イワオヌプリ



7月16日、5時20分カーテン越しに朝日を感じる。今日はニセコアンヌプリに登れるぞ。早々に朝食を済ませ、サンドイッチを作り何時でも出発できる。
羊蹄もアンヌプリも雲の中だ。全く姿を現さない。8時30分雲が少し切れてきた。ダメもとで登山口の五色温泉に向かう。雲の上に出たようで晴れている。下から曇っているように見えるのは雲海に騙されているのかな???
9時25分登山届を出し登山開始。



出足は少しぬかるみの木段を登る。



9時40分見返坂分岐を見ると、登山道は今までと一変し歩きやすい。ここから山頂まで2000mだ。1時間の行程か。



1500mの道標を見ると視界が広がる。日差しも強いが、風があるので暑さはさほどない。山頂はまだまだだ。



木々もナナカマドやダケカンバが主役となる。秋のナナカマドの紅葉を見たいものだ。



イワオヌプリ(右)や4日前にガスの中を通過したニトヌプリの双耳峰の山容が見える。



後方には五色温泉と登山口が。



1000mの道標を見ると、



ニトヌプリの先にチセヌプリが姿を現す。その左雲に隠れてわずか見えるのがシャクナゲ岳か。雲の動きが目まぐるしい。隠れていたものが見え、見えていたものが隠れる。



500mの道標を見るとガレ場の登りとなる。



5分ほどで頂上への稜線となり、ゼンテイカ(エゾカンゾウまたはニッコウキスゲ)のお花畑を抜けて、



山頂に10時50分着く。



アンヌプリは双耳峰のようだ。左斜面にはリフトが見える。



10分ほど山頂にいたが期待した羊蹄山は雲の中。



登るときには見えたイワオヌプリやニトヌプリは雲に隠れてしまった。往路を下り、11時50分下山。



このまま曇っていればアンヌプリの北の鏡沼の見学と決めていたが、下山してみれば雲は切れて、アンヌプリも見える。



イワオヌプリに再度登ろう。出足は200段近くある石段登りだ。



イワオヌプリの登山届ボックスで昼食をとり、12時20分3度目となるこの登りをすすむ。



この大沼との分岐も3度目だ。



急峻なガレ場を登る、



振返ればニトヌプリが間近に見える。山肌にジグザクの登山道が。



左手には大沼への鞍部越えの道が見える。



イワオヌプリお鉢巡りの鞍部に出る。前回お鉢は廻ったので、今回はお鉢の底を直進してみよう。抜け出す時は足元が崩れて往生した。



イワオヌプリには小ピークがいくつかある。そこからは360度の大展望だ。アンヌプリ、その左後方に羊蹄(雲の中)、右にイワオヌプリの山頂を見る絶好のピークだ。



西には、ニトヌプリ、チセヌプリ、目国内岳、岩内岳、大沼が見える。登ってよかった。



山頂に13時35分到着。楽しめる山である。



アンヌプリの登山道までよく見える。



お鉢は回らずに底に向かって下りる。
下山時、ニトヌプリの双耳峰を見てバストを想像する人は何人いるだろうか。



下山して、遊歩道を歩いているときに、避けたつもりの折れた枝先で頭をしこたまこする。2㎝ほどの切り傷。冷水で冷やし止血。邪念を払う。

ニセコ駅前の綺羅乃湯で髪を洗ってもしみない。安堵し、道の駅に帰る。今夜の夕食はカレーと目玉焼き、ウインナー、ラッキョウ、梅酒です。



明日晴れそうなら残す羊蹄に登ろう。

17日日も差さず、蒸し暑い曇です。暑いと言っても汗は出ません。


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