2020年10月12日、月曜日、晴。今日は韓国岳から大浪池を経て大浪池登山口に下るルートだ。
硫黄山の下を通る車道は通行止めだ。8時16分えびの高原の駐車場から登山口への案内に従い歩くと直ぐに登山口に着く。
硫黄山・韓国岳へ向かう道に出ると韓国岳(右)が見えるが5合目から上は雲の中だ。左は甑岳か。
駐車場から10分ほど歩いた8時25分、硫黄山へ向かう遊歩道は通行止めだ。右手にロープのガイドで韓国岳への迂回路が作られている。
迂回路の道は、石は苔むしていて日本庭園の中を歩いているような雰囲気だ。
こんな道を20分強登った8時52分ロープで閉鎖された硫黄山からの道と合流する。そこはベンチのある展望台となっていて硫黄山が見下ろせる。
ここから火山礫のガレた登り道となる。
3合目に9時に着きしばらく登ると、視界が開け硫黄山や不動池が見下ろせる。山頂に着く頃に雲が切れてくれればよいのだが。
9時8分4合目に着くと黄葉が見られるようになる。
硫黄山、不動池に加えて白紫池まで見えるようになる。
5合目を過ぎると道は火山礫と紅葉の道だ。ドローンを飛ばしている人たちがいた。
9時26分6合目を過ぎるとガスがが出て来て、あっという間に下界はわずかに見えるばかりだ。
7合目に向かう道は火山礫の石畳だ。
9時37分8合目に着く。山頂まで400mで、標高1640mだ。山頂はもうすぐだ。
登山道は土の道に変わる。御鉢まで登って来たから火口が覗けようになる。
危険個所には柵が設けてある。
8合目から9合目辺りはミヤマキリシマの群落だ。開花時期は奇麗だろうな。
9時49分岩だらけの山頂に着く。
火口壁の紅葉が奇麗なのでガスが切れるのを数分待ったが、切れ間は現れなかった。
あきらめて大浪池への道を確認して、大ガレの道を下る。鞍部まで1.2㎞の道のりだ。
100mも下ると木段が現れる。
山頂からは見えなかった大浪池がかすかに見えるようになってきた。
ガレ場を登って来る人がいる。地形図では大浪池から韓国岳への登りは急登だよね。
10時7分、大浪池(鞍部)まで0.9㎞の道標を見てガレの下りが終わり、代わりに長い木段の下りが始まる。
5分も下ると左手に幾筋もの噴煙の上がる山が見える。新燃岳だろう。
大浪池がはっきり見えるほどガスが切れて来た。
鞍部まで0.7㎞の道標を見ると、急な階段が出て来た。逆コースの場合、韓国岳へ残り0.5㎞でこの登りはキツイよ。
10時29分鞍部まで0.3㎞の道標を見てようやく木段の道が終わる。ここまでの下りほとんどが木段であった。
10時37分避難小屋のある鞍部に着く。
ここで道は大浪池の御鉢を東回りと西回りとに分かれるが後者を選択。どちらを選択しても距離は一緒だ。
リンドウが所々に見られる平坦な道を数分も歩くと、
道は御鉢とえびの高原とに分かれる。左の御鉢(大浪池登山口)への登り道に進む。
所々荒れている石畳の道を10分強登り返して、10時56分大きな案内板のある御鉢に着く。
右に進むのが順当なルートだが、左の方にも進む道がある。少し探索してみると展望のきく所に出た。丁度真向いの鞍部が大浪池登山口への下り分岐だろう。
御鉢周りの道は秋を十分感じさせるすこぶる快適な平坦な道だ。
所々で池が覗ける。水面に紅葉が映るころは最高だろうな。
11時27分大浪池登山口への分岐に着いて、眺める韓国岳は中腹から上は依然雲の中だ。
ここには立派な休憩所がある。登山口から50分で登れるから誰でも簡単に来られるから休憩所も必要だろう。
ここからの下りは石段と石畳の道だ。
池から10分強下ると道はさらに整備され、加工石の石畳となる。周りの林にはアカマツが目立つ。
この石畳を見た時には登山口は間近いと思ったが、10分強ほど歩かされて、11時57分霧島道路の大浪池登山口に下山。下山してから昼飯にした。
中腹から上はガスっていたが、初めて訪れる大浪池は十分見えたので満足であった。
今日の行程、
えびの高原駐車場8:14-8:17登山口ー8:25迂回路入口-8:52硫黄山道合流-9:00三合目-9:08四合目-9:17五合目-9:26六合目-9:30七合目ー9:37八合目-9:44九合目-9:49韓国岳9:56-10:07 鞍部まで0.9km-10:17 0.7km-10:24
0.5km-10:29 0.3km-10:34 0.1km-10:37鞍部・避難小屋-10:44えびの高原分岐-10:56御鉢11:03-11:27大浪池登山口分岐11:33-11:44加工石畳-11:57大浪池登山口
下山後、えびの市に下る(小林市に下る道は通行止め)途中の白鳥展望台からえびの市を展望。
14時白鳥温泉下湯(310円)で汗を流す。吾輩一人の貸切風呂だ。
夕食は久しぶりに肉料理。と云っても豚肉を焼いただけですが。
13日大分の竹田の駅に到着。14日は今年初めてになる九重連山に登ろう。