2023年9月30日、土曜日、晴。2日前の865南尾根に続き、822の東側と西側の尾根を歩く。予定では822東側南尾根を登り、822、釜伏山を経て、岩屋越から岩屋観音に下るルートを歩こうと思って9時30分出発。
舞岳登山口手前で、2日前には気付かなかったツバキの花を観る。自生のものではなさそうだ。
9時55分分岐に着いて、黒木登山口に戻るように進む。
直ぐに砂防提の上で沢を渡る。
沢を渡ると植林に入り、取付き易い所から右の林に入り尾根筋を目指し斜面を登る。
数分ほど登った10時4分尾根筋に出た。
2分ほど登ると、境界石積みを見る。
ここから樹林・植林の尾根を緩急繰返しながら尾根を登る。
石積みから20分ほど登った10時25分岩が出て来た。木の根に掴まれば越えて行けそうだ。
越えて間もなく、黒いテープを見る。やはり歩く人いますよね。
10時31分小さな本当に小さなピークに着く。
高さにして2，3m下り、間もなく登りが始まる。地形図ではここから標高にして数十m急勾配が続くのだ。
足元がしっかりしているので急なだけで登りずらくは無い。
10時47分、左手が急勾配になって来たと思ったら、岩壁が現れた。
右に獣道があるのでこれを登る。多くの獣が岸壁は避け同じ道を通るのだろう。
登り上がると獣道は痩せた尾根の上に続く。
左側が切れ落ちている。
地形図のピーク辺りは両側が切れ落ちているが、立木で恐怖感は無い。
10時58分ピークに着くが展望は無い。
ピークからの下りが切れ落ちているのではないかと不安を抱いて登ったが、素直な下りで安堵。
数分も歩くとシャクナゲが目立ち始める。枝が横に広がるので歩きづらい。
標高700mを超えると、尾根がはっきりしなくなって来たが、左側が谷になっているのでそちらに寄らぬように登る。
11時17分前方上の方が明るくなって来たので、縦走路の稜線に近づいたのだろう。
2分ほど登った11時19分縦走路に出た。
縦走路を郡岳方向に歩いて、11時30分822ピークへ着く。
今の登りで心配するほどの急勾配は無かったので、西側南尾根も今日探ってみようと云う気になって来た。昨年黒木駐車場からこの尾根を歩こうとしたが、藪が多く取付きが見つからなかったので諦めた。上からなら歩けるかも。
11時34分西側南尾根の下降地点に着く。縦走路を外しやすい地点なのでロープで通せんぼしてある。下る前に腹ごしらえ。
11時42分下り始める。1分も歩かぬうちに石柱を見る。境界を示す石柱か？
方向を確認して急坂を下り始める。落葉が積もり滑り易くなっている。
5分ほど下ると岩場の上に出で右を巻く。
またすぐに岩の上に出て今度は左を巻く。
勾配に任せて下ると右上に尾根が見える。尾根を外れたようなので右へと軌道修正。尾根に出て間もなく12時3分境界石積みを見る。
1分も下らぬうちにまた境界石積み。
これはいいとズンズンと尾根を下ると、また境界石積。
境界石積みに安心してまあまあ順調に下り、地形図のピークらしき地点に12時13分着いた。
地形図を確認すれば尾根分岐のようで、左にも右にも下れそうだ。左は植林と樹林の境界を下れそうだ。
一方右は、境界石積みが見え、黒木駐車場に下れそうなのでこれを取る。
数分も下ると尾根がはっきりしなくなって来た、GPSを確認すると谷に下っている。
左へと軌道修正して12時23分尾根に戻る。
下りで前方がこんな眺めになると、崖かと思いヒヤヒヤだ。急なだけで崖ではないとホッとする。
12時34分しばらく見なかった境界石積みを見る。
12時41分、左に植林を見るようになり、境界石積み。残り標高差100mも下れば黒木駐車場だ。
5分ほど下ると植林が灌木に覆われた、12時45分。さあ何処を下ろうか。
適当に歩けそうな所を藪漕ぎで3分ほど下ると作業道跡に出た。足元はよいが藪漕ぎに変わりはない。
作業道跡を10分ほど藪漕ぎしながら進むと、直ぐ下に黒木の駐車場あたりが見えるが、ここを下る気にはなれない。
作業道跡の藪漕ぎはなおも続き、
ついには砂防提を渡った所で下り始める。
13時8分、経ヶ岳への道を下に見た時には、本当にほっとした。20分以上の藪漕ぎであった。どこかにもっとましなルートがあったのだろう。
黒木バス停側に出て、何時もは車で通過する道を歩くと、花が沢山。ただただ撮りまくって駐車場に戻る。
一目見た時には枯れているのかと思った面白い花弁の付き方。
ブラブラ道中で駐車場に戻ったのは14時になった。最後の藪漕ぎに苦労した山行だった。尾根分岐を左に下ればまた違ったのだろう。それにしても2度もコース取りをしくじった経験不足だな。
