2019年9月3,4日、晴。知床ウトロは数回訪れたが知床五湖は一度も足を向けていない。今回初めて見学。その名の通り5湖ある。駐車場が有料(500円)で1、2湖の見学は無料。1から5湖全てを見るのは自然林の中を歩くので主に熊対策のレクチャーを受ける必要があり。レクチャー料が250円。
レクチャーを受けて散策へ。樹林の中を歩いて先ずは5湖から順に1湖へと進む。1から5湖全て回っても3kmだ。2湖までは似たようなものだから代表して5湖を載せる。
水深は3mだから湖と云うより沼だね。
1湖は樹林から抜け出て、高架木道からの見学となる。目の前に知床連山が望める。
右端、雲の中に山頂が黒く見えるのが羅臼岳だ。左へ硫黄山への縦走だ。
左端が知床岳。中央から左に裾野を引くのが昨年登った硫黄山。長い道のりだったな。
硫黄山の方が熊の糞もあったし、当然ながら知床五湖に比べ自然がいっぱいだ。
なので知床五湖の散策は小生にとっては失望だ。でも知床連山が見えるのがいいね。
散策後、稚内に向かう。400km強のドライブだ1泊2日で着くだろう。オシンコシンの滝を過ぎて遠音別川の河口に2,30人の釣り人がいる。すぐ上にサケマス孵化場があるにもかかわらず、川を遡上する魚は見当たらない。ここも同じだ。
網走を過ぎ湧別の道の駅で18時をまわったのでここに泊まることにする。スーパーに買出しに行けば総菜コーナーは割引だ。明日の朝の分も考えたが買い過ぎか。
翌4日、紋別の道の駅に流氷科学センターがあり、-20度が体感できる。65歳以上は入場料無料で見学できる。
水道の蛇口だけで水が出る不思議な仕組み、どうなっているのか皆さん考えて。
水槽で泳ぐクリオネ。貝ってご存知ですか?
-20度の世界。防寒着を貸してくれますが、手が痛くなってきます。
標本が氷の中です。
白いのは雪が凍ったのかそれとも流氷か。岩のように固い。
全天周映像館で見た映像から拝借(済みません)。
紋別を過ぎるとオホーツク海を右に見て100kmひたすら走る。ほとんど似たような景色だがオホーツクの空の青さがいいね。
宗谷岬の手前猿払村の砂浜ではサケ目当ての投げ釣りの竿が林立。一人で5本から10本立てている。テントもあるのを見ると泊まり込みで釣っているのかな?
16時過ぎに宗谷岬に着く。
大気が澄んでいるから、最北端の碑の右側にサハリンのクリリオン岬が肉眼ではっきり見える。
最北端の碑で記念写真を撮る人は多いいが、隣の間宮林蔵がさみしくたたずむ。
丘の上から宗谷岬を俯瞰。
宗谷岬を後にして、稚内に向かうと利尻山が大きくそびえる。
今夜はスーパーの安売りにはありつけなかった。明日稚内を観光したら次は何処に向かおうかな?