登山と車旅

北海道の山 2018.08.08 神居尻山 黄金山

8月8日、天候は下り坂の予報であったが晴れている。神居尻山(かむいしりやま)・黄金山(こがねやま)ともに標高1,000mに満たない3時間程度の山なのでゆっくりスタート。道道から見た神居尻山(右)はピーク辺りが切立って見える。



8時15分Bコース登山口の駐車場を出発。Cコースから上ってBコースに下る左回りを選択。前日、下山者から「Cコースで上ったほうがいいよ」とのアドバイス。山頂まで2時間30分、全行程3時間50分。舗装林道を15分ほど歩いてCの登山口に。コース名が味気ない。



登山道はなだらかな所は土の道。



急斜面になると木段の道とよく整備されている。



分岐手前の急斜面の木段に出ると樹林を抜ける。



9時40分Bコースを左に見るB,Cコース合流に出ると山頂への急な尾根道だ。視界が広がる。この辺りで先月末頃熊出没の情報。



これが最後の急坂だ。



稜線の片側は急傾斜で沢に切れ落ちている。



なだらかな上りとなり、



10時山頂に着く。



ここから先がAコースだ。山頂を越えてさらにすすみ、避難小屋の先から左に下りるコースだ。



山頂からは6日に登った暑寒別岳と増毛の山並みが見える。



南の当別町は見渡す限り樹林である。農場があるのだろうが判別できない。



見下ろすBの稜線はなだらかだ。



次の黄金山があるので、そろそろ下ろう。往路をB,Cの合流まで戻り、Bを下る。出足は稜線上のなだらかな下りだ。



これもわずかな時間ですぐに急坂の下りとなる。木段の落差は大きく、上るのも大変だろう。アドバイスのおかげで楽ができた。11時15分Bの登山口に下山。



登山口の道民の森案内所によって浜益温泉の割引券を入手し、黄金山の登山口に向かう。



25km走って、林道を4kmで12時25分登山口に着く。国道から眺めた黄金山は800m弱と高くはないが急峻そうだ。



12時30分登山開始。山頂まで1時間40分、全行程2時間40分。



出足は樹林の中のなだらかな道。



小さな沢を渡り、



13時新・旧道の分岐に出る。水場もある。ここは新道から上り、旧道を下る、左回りをとる。



上るにつれ急坂の斜度は増し、ロープがかかるガレと岩の登りとなる。



旧道と合流すれば山頂はすぐだ。



先ずは、山頂への登りに専念。左が切れ落ちた岩場を登り、



ここを上れば頂上かと思いきや、



もう一つ先にピークが。岩場は細く切れ落ちている。慎重に進む。



14時狭い山頂に着く。遮るものは何もない眺望だ。



浜益集落の先には日本海が。



その右には群別岳が。



さっき通過した細い岩場はとみれば、うわー恐怖。こんなところ戻るのかよー。



旧道との合流点までゆっくり戻る。旧道はどんなかなと見れば、えっこれが道と思わんばかりの絶壁に張り付くような道。ロープをたよりに、足元もおぼつかない細い細い足場を慎重に下る。気が付けば写真など撮る余裕なし。ほぼ下り終わったところでパシャリ。無事通過。水曜登山やセルフレスキューの成果か。



15時10分下山。駐車場に外にも登山者が。会わなかったから新道を登ったのだろう。



黄金山・暑寒別岳の概念図を。



黄金山、低山なれどスリルと高度感のある山であった。浜益富士の名にふさわしいいい山だ。



神居尻山の花。





浜益温泉(割引券で400円)で汗を流した後、70kmほど走り滝川市の道の駅に宿泊。

駅到着が8時過ぎになるので、旭岳のご褒美をここで使いカツ丼とビールで夕食。

9日朝から雨。久しぶりの雨である。





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