2021年4月11日、日曜日、晴。今回の日曜山行で郡岳から経ヶ岳、金泉寺、五家原岳、大花山、鳥甲山までの稜線をほぼ(春日越から岩屋越未踏破)歩いたことになる。日を分けて登っているから稜線に登る道も大概歩いた。
8時54分水神池駐車場からおたちね観音を通るルートで金泉寺に向かう。おたちね観音に着いたところで、観音様の赤い前掛けをめくると、右小江村、左太良嶽と彫られているのに気付く。道標も兼ねた観音様なのだ。何事も探求心が大事だ!この右側の観音様にも同じく彫られていた。
山シャクも見頃は過ぎただろうが、まだ見ることは出来た。
縦走路合流地点に10時20分出ると、ゼッケンを付けたトレランの方が金泉寺から五家原岳に向かって走って来る。今日は多良岳トレラン大会日のなのだ。
此方は金泉寺に向かうからすれ違うことになる。走る人の邪魔をしたら悪いから避けると、皆さん丁寧にお礼の挨拶をして行く。
多くの人が向かってくるから、一人一人に山の挨拶を返していてはたまらない。西野越に着いたところで西岳稜線を登り、金泉寺に11時21分着く。
金泉寺にトレランスタッフが居たのでルートを聞けば、野岳湖を7時30分に出発して、経ヶ岳、金泉寺、五家原岳、大花山、二合半岳、大原越、郡川砂防公園、岩屋越に登り郡岳、野岳湖までの40㎞だそうだ。。金泉寺の通過時刻制限は12時30分と云っていた。
ここで昼食は騒がしいので中岳尾根取付きまで歩いて昼食とした。
12時45分、中岳の登りにつくと、最後尾に近いランナーが我等を歩いて追い抜いて行く。こんなにきついとは思わなかったと弱音を吐いているがまだ頑張って歩いている。この辺りで15㎞ぐらいかな。
13時35分五家原岳に着いた時に、1番のランナーが6時間ちょっとでゴールしたと聞いた。吾輩の山歩きのペースは2㎞/hだからめちゃくちゃ早いね。
五家原岳から水神池に下る途中で、10分程の寄道なのでもみじ谷展望台に寄る。ここからは金曜日に登った檜山と鳥屋岳が一望だ。今までは漠然として眺めていた景色に親しみが湧くね。
おたちね観音・水神池への道に戻り、時期を過ぎたショウジョウバカマの散った姿を眺め、水神分岐から水神池に下り、15時2分に着く。
上から水は落ちていないが、滔々と流れ出している。間違いなく湧き水だ。
今日の行程、
水神池駐車場8:54-9:11おたちね観音-10:20縦走路合流10:23-10:53西野越10:58-11:21金泉寺11:34-12:27中岳尾根取付き(昼食)12:45-12:57中岳13:01-13:35五家原岳13:46-14:05紅葉谷展望台14:12-14:25水神分岐-15:02水神池
余談:多良岳横断林道の復旧工事が始まったようで、今までポールの通行止めを退けて小松尾公園手前まで行けたが、シャクナゲ高原の所にしっかりした柵が出来て完全通行止めになった。工事期間は5月末まで。