2019年10月10日、晴。昨日の八甲田と天気を入れ替えたいくらいの好天気。秋田男鹿半島を初めてドライブ。
男鹿水族館駐車場からの眺めはいいですよ。
水族館から半島を南下する道は高い断崖の上を走る道で、高度感があるから吾輩には不向きだ。もう走りたくない。断崖の道から海岸線を走る道になると鬼の洗濯板のような海岸が現れる。鵜ノ崎海岸だ。
一千万年前の深海底でできた地層が隆起し、波の浸食でできたものだそうです。魚の骨などの化石が見つかるそうです。これなど如何かな。
海岸は鬼の洗濯板で波も静かだ。洗濯板の上を蛸を探し数人歩いている。
海の先には鳥海山が霞む。(右端だが分かるかな)
11日は象潟まで移動し、12日は台風の影響から朝から雨だが、喜多方ラーメンを目指し、山形県長井市の最上川堤防横の道の駅に泊まる。夕方から車の天井をたたく雨音がひどくなる。
13日、雨は3時ごろから止んでいる。5時6分エリアメールが入る。最上川の水位が上昇し、氾濫危険水位に達したと。昨日、すぐ下流の橋を渡るときに川を眺めたさい、河川敷には公園、畑があるなど広いから、これなら安心だろうと一応確認して来たのだが。また市役所や学校も近くだからね。
5時38分、道の駅の地域にも避難勧告が発令される。堤防を見ると人が立っている。吾輩もカメラを持って行く。昨日とは全く変わった景色が目の前に広がる。河川敷が水没だ。
堤防を挟んで市街地だ。避難勧告のエリアメールを見て市民が様子を見に堤防に登る。
水位は1m80cm、避難水位まであと70㎝。地元の人がこんな増水は50年前の水害以来だと話す。この辺りの降水はそれほどなかったので上流域の水が集まった結果だろう。また「ダムが放流すると急に川の水位が上がるからね」と水門開閉者が云っていた。
道の駅に戻りTVを見れば千曲川の堤防決壊の映像が。
8時晴れ間が出たから堤防に登り川見れば、2時間の間に水は畑が見えるほど引いていた。
今日は喜多方まで移動だが、道路情報を確認して遅い出発にしよう。