2003年11月2日、晴。菅平から四阿山に登る。前日東富士で下手なゴルフをやり、その足で長野県上田近くの道の駅「ながと」まで行き、寝袋で車中泊。翌朝、登山口の菅平牧場管理事務所前の駐車場に7時30分着く。牧場のダケカンバ林と秋晴れの空で気分爽快だ。
7時55分出発。ルートは登山口の管理事務所、中四阿、四阿山、根子岳、登山口の左回りの行程だ。
牧場の中を根子岳を眺めながら緩やかに登る。
登り始めて1時間、次第に展望が広がる。これから向かう中四阿、四阿山の全景が見える。
根子岳南面の岩壁がみえる。
振返れば菅平牧場が眼下に広がる。
しばらくするとガレの登りになり、9時35分中四阿に着く。浅間山が見えるようになった。
眼下牧場の先には、雪を戴く飛騨山脈が見える。
四阿山に向かいまだガレの登りが続く。
振返れば中四阿は木もない岩山だ。
根子岳の右山腹は岩壁とは対照的に笹の絨毯のようだ。
10時5分根子岳への分岐に着く。四阿山まで0.7km、根子岳まで1.8kmとある。尖ったところが山頂か、もう少しだ。
10時27分、四阿山山頂に着く。
さらに先に進むとまた社がある。こちらは群馬県嬬恋村の標柱がある。手前のものはどこの村の社か?
裏手に回ると大勢の登山者が休んでいる。三角点はblogを書いている今確認すれば僅かに先のようだが、行ったかどうか記憶が定かでない。
頂からは、浅間山は勿論、
草津白根山(おそらく中央右の台形状のところか)、横手山(中央左)ではないかな。富士山まで見えるとメモにはあるが写真はない。
四阿山と根子岳の鞍部である十ガ原の笹原が美しい。
10時41分、四阿山を後にして根子岳分岐に往路を下る。
10時51分根子岳分岐に着く。ここから急坂を下り十ガ原へ。
11時15分、十ガ原に着き眺める根子岳は岩肌が隠れてまた違った山に見える。登山口から眺めたときは鈍頂の山、途中は岩峰の山、今は草に覆われたピラミダルの山。
十ガ原から登ること30分、四阿山の眺めがいいね。
根子岳への登りの上部は岩壁の上を行く急坂となる。
急坂を抜けると、11時55分祠の建つ広々とした根子岳の頂だ。こちらの頂も3日連休とあって大勢の登山者だ。
山頂での昼食にかじった信州リンゴはみずみずしくて美味しかった。
30分ほど留まり、登山口を目指して、この頂からスキーで下ったら爽快だろうなと想像しながら、一直線に下る。
笹原も標高を下げっるとダケカンバの林となり、
登山口近くまで下り振り仰げば根子岳は朝見た優しい山に、
四阿山は頂が覗くばかりだ。
13時15分登山口駐車場に下山。ダケカンバと青空の印象が強烈に残る四阿山であった。
四阿山の行程、
登山口7:55-9:35中四阿-10:05根子岳分岐-10:27四阿山10:41-10:51根子岳分岐-11:15十ガ原-11:55根子岳12:25-13:15登山口