2019年10月30日、晴。水曜登山の日です。雲仙妙見岳の紅葉が始まったとの情報で出向く。
9時25分仁田峠駐車場に着く。平日はがら空きの駐車場だが手前から7割方埋まっている。
妙見岳の紅葉はと云えばそれほどでもない。
仁田峠を通り抜ける風が10月末ともなると、涼しさを通り越しさすがに冷たい。
今日のルートはと云えば早く戻りたいとの方がいるので、アザミ谷、紅葉茶屋、国見分れ、妙見岳、仁田峠と左回りに2時間ほどの行程だ。
準備体操をして9時50分ロープウェイ下駅を出発。普賢岳、平成新山が澄んで見える。
アザミ谷のマユミの実が鮮やかだ。
木々の落葉も進み、6月のオオヤマレンゲの時期と比べると森が明るい。
アザミ谷からジグザクの道を10時30分紅葉茶屋に出ると、体も温まりポカポカ陽気で、半袖でも十分だ。
夜は冷え込むであろう鬼人谷の紅葉は3、4分といった所だ。
国見分れへの取付きから国見岳への鞍部の斜面を眺めるが、ここの紅葉もまだまだだ。
国見分れから妙見岳への稜線からアザミ谷を見下ろしても紅葉はパッとしないね。
ロープウェイの下駅で駅員が「上は紅葉が綺麗ですよ」と云っていていたが何処が?と首をひねりたくなる。これが妙見岳だ。
あえて言えば一番紅葉が進んでいたのは普賢岳だ。それでもまだまだだ。
11時35分ロープウェイ上駅に着いて、紅葉の名所となる下駅に続く谷を眺めてもまだ早い。つつじの狂い咲きが仁田峠に残っているのに紅葉はまだ早いのでは?
それでも紅葉始まるの情報で、何時もは閑散としている上駅にも大勢ロープウェイで登ってきている。
下山途中仁田峠の駐車場を眺めれば、大方埋まっている。
近くは澄んで見えたが、千々石の橘湾は霞がかかったようだ(黄砂が飛んできているのかな)。
仁田峠に12時ごろ下山して昼食をとり帰路に着く。
紅葉はイマイチであったが、秋空の下心地よい(ハードな登りが無かったからかな)運動でした。