2020年7月2日、晴。梅雨の晴れ間は貴重なので昨日に続き山行だ。6月29日の鳥甲北尾根ルートを会の仲間と再び歩く。
公園を8時57分に出発。
大原橋を渡り林道へ進み北尾根取付きに向かう。橋の名前が大原橋だから、ここのあたりを大原と云うのかも。だから鳥甲岳からの分岐は大原越なのかな。
北尾根取付き手前から経ヶ岳から西に延びる稜線の山並みが見える。経ヶ岳以外は自信がないが三座同定を試みた。
9時25分NTT基地局のある北尾根取付きに着く。
基地局施設の右手から尾根に入る。
ほど良い湿り気で尾根は登りやすい。
15分も登ると木々の間からダムの先に郡岳方面が望める。
ヤセた岩場は今回は左を巻く。
岩場を巻いた斜面も急坂の登りだ。
10時33分、前回左に迂回した岩場に着く。前回左を巻いて苦労したから今回は右に巻くことにする。ここを越えれば岩壁の下だ。
左に岩場を見て進むと、こちら側からは木を掴んで登れば岩場を登れそうだ。
(岩場を眺めている時、確かめたつもりの枯れ木が突然折れて、あわや滑落かヒヤリ)
斜面をよじ登ると、待ち構えていたのは垂直のヤセ尾根。木々にしっかり掴まり、
岩場の上部に出る。
5分ほど歩いて岩壁の下に10時44分着く。ここを越えれば鳥甲岳は近い。今回は安全に右を巻く。
右下から植林が来ているから、安全と思える右を巻いたのだ。
鳥甲岳から今回は摩利支天宮と歩いて、大原越に12時13分に着く。
大原に下るから大原越なのだろう。下りきったところの植林に大原の地名があった。
大原越から少しの間は石道だが、
しばらく下ると幅のある、なだらかな道になる。所々に多良岳によく見る炭窯跡がある。
小さな沢を渡ると、
道は沢沿いの植林の中を下る。
小さな沢から10分ほど下ると沢の渡渉に12時50分着く。沢は左から右が流れだが、石で堰き止められて、登山道を流れている。
左上が地形図の登山道だ。以前はこの沢沿いを歩いていたのかな?今も道は残っているのかな?
渡渉から300mほどは大雨で流れ込んだ石道を歩く。道も流れで掘られている。
渡渉から20分の13時9分、ヒバ群落地の案内を見る。滑りやすい道なので前回は足元に気を取られて見落としたのだろう。今回はKさんが気付いてくれた。
14時40分かじか橋を渡り公園に下山。
橋から眺める郡川の流れは、梅雨で水量が豊富だ。夏は子供たちの水遊び場になるのだ。
鳥甲岳の行程、
郡川砂防公園8:57-9:25鳥甲北尾根取付き-10:44岩壁下-11:07鳥甲岳-11:30摩利支天宮(昼食)11:55-12:13大原越-12:50渡渉-13:13ヒバ群落地-13:40郡川砂防公園