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登山と車旅

三重県の山 2023.05.26-27 大杉谷から大台ケ原 日出ヶ岳編

2023年5月27日、土曜日、薄晴れ。26日大杉谷登山口から堂倉滝までの行程は大杉谷編で書いたので、ここからは堂倉滝から日出ヶ岳・大台ケ原を書く。26日桃ノ木小屋に泊まり、6時30分に小屋を出発して、翡翠の流れと滝と吊橋とスリルを味わい、8時31分堂倉滝・吊橋に着く。ここまで登山口から9㎞で標高差500m登った。この先は5㎞で900m登るのだ。

先ずは、大杉谷から尾根に登ろう。8時33分出発。

堂倉滝から山腹をジグザクに15分弱登ると、

8時48分、堂倉坂の下に取付く。ここから堂倉小屋までの1.1㎞が地形図を見ても急登と分かる。
緩やかな登りから始まる。

そして徐々に荒々しく。
9時6分、桃ノ木小屋と日出ヶ岳の中間点だ。時間的にはこれから登りが続く、この先が長いだろう。
木の根が張る坂道をひたすら登る。花も景色も何にもない。
9時30分緩やかになり、少し下り気味なる。
と思ったら、1分程歩いた9時31分、林道に出た。右手に堂倉坂の道標。堂倉避難小屋まで120mだ。意外とキツイ思いをせずに堂倉坂を登れた。

林道を数十mほど進むと、左手に登山道本線の道標を見る。林道をそのまま進むと100mか200mほどで粟谷小屋のようだ。どちらを取っても先で合流だ。本線とある方を取り、左の階段を登り上がると、
9時37分堂倉避難小屋だ。

次の目標はシャクナゲ坂だ。植林の林を緩やかに登ること10分弱。9時58分粟谷小屋からの道と合流する。
1分ほど歩くと、シャクナゲ坂まで280mの道標。坂を登る前に腹ごしらえ。
10時12分シャクナゲ坂に取付く。コンクリート製の丸太段で、名前負けの坂だ。
取付いてから2分ほどでシャクナゲ坂の道標を見る。
シャクナゲの木は見られるが花は何処?

花の時期を過ぎたらしく、落花寸前の萎れた花を何とか見れた。

10時21分、この道標を見るとシャクナゲ坂は数分で抜けたようだ。
シャクナゲはこれで終わりかと思ったら、次はシャクナゲ平だ。ここで同年代のご婦人に追い着くと、ここから先がシャクナゲの本番だという。暫く山の話をしながら、登ったり平坦部を歩いたりしながら進むと、

10時44分シャクナゲ平までもう少しだ。
そのうちに、登山道にシロヤシオを見かけるようになり、白に見とれながら歩みを進めると、
10時58分シャクナゲ平に着く。
先ほどよりましなシャクナゲがまだ咲いている。木は林を覆う数だ。

シャクナゲ平はその名の通りなだらかな道が続く。
赤い花はアケボノツツジでは。シロヤシオに混じりアケボノツツジが咲いている。
こちらはアケボノツツジとシロヤシオの紅白の共演だ。良いものを見ました。
11時16分ミネニシと云う所に着く。日出ヶ岳まで1㎞を切る。
この辺りからシャクナゲの密集度が極端に高くなる。花も遠目で見れば何とか見れる。
11時30分コバイケソウが見られる林に出た。シャクナゲの林は終わったかな。
暫くするとまたシャクナゲが現れた。凄いですねー、シャクナゲ坂から2㎞に亘ってシャクナゲが群生。
11時44分、シャクナゲ群生地を抜けて、下草が笹原に代わると、
2,3分登って11時48分日出ヶ岳山頂だ。ヤター。

展望台に登り周囲を眺めるが、山並みは雲に覆われて眺望なし。
日出ヶ岳までの行程、
桃ノ木小屋6:30-8:31堂倉滝8:33-8:48尾根下-9:31林道出合-9:37堂倉避難小屋-9:58粟谷小屋道合流-10:14シャクナゲ坂-10:58シャクナゲ平-11:16ミネニシ-11:48日出ヶ岳

バスは16時発なので、大台ケ原散策へ。
山頂から右回りに歩く。先ずはピークへ。

下り始めると遊歩道だ。

周りの木はほとんどがシロヤシオだ。ここはまだ蕾。
鞍部まで下って登り返す。鞍部でボーとしていて駐車場へ少し下ってしまう。

12時20分ピーク。
また下って正木峠へ。昭和30年代まではここも苔むす樹林だったようだ。
12時29分道標はないがここが正木峠だろう。
正木ヶ原へと登り返す途中には、クマよけの鐘まである。ビックリだ―

12時37分正木ヶ原。
正木ヶ原から牛石ヶ原に向かう途中も熊の住む森だ。
点々とシロヤシオが咲き始めた。
13時6分神武天皇像がある牛石ヶ原。ガスが出て来た。
数分歩いて大蛇嵓への寄道分岐。
大蛇嵓への道はアケボノツツジの群落。祖母のより赤が強い。
13時23分大蛇嵓からの眺めは、ガスで何も見えない。
2015年6月に来た時の写真ではこんな眺望でした。先端まで行くと真下に大蛇嵓が見えるのでしょうが、昔も今も勇気はない。
右手側の岩壁でしょうか?大蛇嵓はこれが長々と続くのだろう。
中ノ滝でしょうかね?

分岐に戻り、シオカラ谷へ。途中の林はシロヤシオばかりだ。これも凄いですねー。

14時5分シオカラ谷まで下り吊橋を渡って、
最後の登り返しを登り終えて、駐車場まで300mを見てホッ。
ゆったりと歩いて、
14時40分大台ケ原の駐車場へ無事下山。散策は5㎞ほどの道のりでした。
2日間の全行程は次の通り。


臨時バスが15時50分に出て、橿原神宮駅前へ18時20分ぐらいに着く。飛鳥駅に電車で戻り(2駅)、車で銭湯に向かう。
駐車場がないのでスーパーに駐車。入浴後駐車のお礼にスーパーによると半額だー。このシールを見るとウキウキ。大淀の道の駅に戻ったのは21時。半分は明日の朝食べます。

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