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登山と車旅

長崎の山 2020.12.04 大久保山 岩場

2020年12月4日、金曜日、晴。先の日曜日、道を見失った大久保山から魚見山トンネル上への道を確かめに登る。同じ道を大久保山に登るのは面白くないので、小ヶ倉から岩場を経て上るコースもあるとKさんが云っていたから、このルートを事前に調べ登る。
戸町駐車場に集合時間の9時30分前に着く。Mさんが渋滞に巻き込まれ遅れるとの連絡。小ヶ倉に向かって大浦から大変な渋滞なので、飽の浦から女神大橋を渡って向かうと再度連絡あり。Mさんが駐車場に着いたのは1時間遅れの10時30分前。10時30分出発。女神から国道を歩いて、11時7分小ヶ倉メモリードを見て左の道に入る。
道なりに進むと、目の前に保育園(旧小学校跡)を見て、右手の路地を進む。
数十mも歩くと、車道を横切り正面に見える八幡宮の急階段を登り、八幡宮に11時13分着く。

八幡宮の左から尾根に登りあがる。

尾根に取付いたら急坂のやややせ尾根を踏み跡やテープを頼りに登る。

途中、木々の間から岩場を望むことが出来る。ママはこれを見て張り切る。吾輩は恐怖に体がこわばる。
11時28分展望の良い所に出る。島との定期船だろうか、入港してくる。

しばらく歩くと、この岩場がTVで紹介されたとのことでこんなものが。
道はさらに痩せた稜線の道になる。
岩峰に登れそうもない所は、巻道を進む。
11時40分、最初の岩場の取付きに着く。ママは急坂を登り、嬉々として岩の上に立つ。
岩場に立つと、ダイヤランド、香焼の造船所、女神大橋が望める好展望だ。
   (目の前の岩場は巻いた)
   (岩場好きのママは颯爽としている)
大久保山の山頂も望める。
さらに岩場を先に進むと、絶壁の先にダイヤランド、新戸町へのバイパスが眼下だ

ママが絶壁の下を撮れと云うが、吾輩にはこの程度を撮るのが精一杯だ(手に汗が滲む)。
岩場の上は広いのでゆっくりと眺望を満喫できるのが救いだ。そろそろ次の核心部の岩場に進もう。登りの岩場は短いがナイフリッジの様だ。

またまた早くも、ママはナイフリッジを難なく登ってしまう。11時55分核心部の岩場に着く。
ママがこの先を下ると云うので、危険だから師匠が居る時にしてくれと説得して諦めさせる。

下ると云った岩場は下から眺めるとこんな感じだ。
この岩場からの眺めも、歩いてきた岩場の眺めも加わり、何時までも飽きない眺めだ。ここで昼食をとなったが、吾輩は岩場をすべて通過しないと飯も喉を通らないので先に進む。
次の岩場に進み、岩の通過を確認して昼食。
核心部の岩場を眺めると、こちら側からはこんな形だ。
地形図では最後の岩場の下まで車道が来ているので、火曜登山の下見を兼ねて車道まで下って戻る。

左、大久保山。右、車道へ。12時58分大久保山に向かう。
分岐からやや急坂の道を3分も登ると13時1分、車道から延びる林道に出た。
林道を道なりに進み、
等高線が密の所の林道を進まなければならぬのだが、コロナで密は避けよと云うから、手前の登れそうな所から13時9分林に入る。
数分も登ると踏み跡らしきものがある道に出る。
2,3分も進むと道は無くなり、こんな感じの草とススキと茨が茂る耕作放棄地らしい所に出た。こう云う所は吾輩が俄然燃える。一方ママは戻ろうという。50m先には林が見えるあそこまで藪漕ぎで進めば何とかなると進めば、

13時27分、林の入口にテープの印を見てまともな道に合流。藪は5分で脱出。軌跡を見れば大久保山への最短ルートだ。

登山道の道の有難さに感謝しながら、大久保山へ。
13時36分竹林の中に子午線標(末尾に説明)を見て、
3分も歩くと、大久保山山頂三角点に13時40分着く。
ここら日曜日に歩いた、魚見山トンネル上へ道探しだ。
三叉路を経て、
大久保山・新戸町(前回は戸町Pと書いてあると思った)への道標までは前回と同じ道で14時7分着く。前回はこの道標から先が分からなかった。前のブログで書いた通りトンネル上には新戸町と反対側に下らねばならぬと考えたので、

左の竹林をよく眺めると、竹に青いリボンが見える。日曜日の暗闇迫る時刻ではこれは見えなかったのだろう。

昼間のこの時間でも目立たぬリボンに従い5分弱下ると、トンネル上に14時13分出る。
トンネル上から魚見山川トンネルへ14時15分下山。下山後、道標にあった新戸町の登山口を確認して駐車場に戻る。これにて一件落着。今日は岩場のママに圧倒されました。


今日の行程、
駐車場10:30-11:07メモリードー11:13八幡宮-11:40岩場取付き-12:10最後の岩場(昼食)12:38-近道下見(0:20)-13:01林道出合-13:21藪漕ぎ-13:27林入口-13:40大久保山13:50-14:15魚見山トンネル。

「子午線標とは」
天測点は、星の観測から観測地点の緯度経度を決める天文測量を行う地点として、国土地理院に定められた場所です。現在は天測点での天文測量は行われていません。
 天測点と対になる構造物「子午線標」とは、全国各地の天測点にあわせて、測量の基準となる方角を決定するために設置されたコンクリート柱です。天測点から正確に真北か真南の方向に数キロメートル離れた場所で、かつ天測点から直接観測できる所に建てられました。 
「子午線とは」
子午線とは 中国では、古い時代から方位や時刻を十二支で表わしました。 方位については、真北を「子(ね)」、真南を「午(うま)」と呼びました。子午線とは「子」と「午」の方角、つまり真北と真南を結んだ線という意味です 。
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