2024年3月2日、土曜日、晴。車内温度6度と冷え込んだが布団の中は暖かだった。表に出ると白いものが舞う。冷え込んだはずだ。朝食後駅で集めて来たあまり温泉のパンフレットを見ていると、このパンフレット持参で入浴料300円が100円になると。それは行かねば。が開館は12時から。
ならば、あまり温泉の数㎞先に宇佐のマチュピチュがあるから、今日なら陽当たりも良いだろうと再び向かう。国道387号を院内から玖珠へ向かって走ると、右側に案内板が出て来るからすぐに分かる。
陽が東から当り昨日よりは映える。
温泉が開くまでまだ時間はたっぷりあるから、近くの大龍寺跡梵鐘と西椎屋大銀杏を見に行く。
高さ1mも無い梵鐘だ。
梵鐘から150mほどの所に大銀杏。
大銀杏は西椎屋神社へ上る途中にある。
鳥居をくぐり20段ほど石段を上った左にある。一本の太い幹を想像してたからこれがいちょう?
更に10段ほど階段を上ると、西椎屋神社だ。
時間はまだたっぷりあるが、あまり温泉の駐車場で開くまで待とう。院内の駅に戻る途中からあまり温泉へと向かう。
あまり温泉へ11時前に着く。開館をお待ちの方が既にいる。
1時間以上も待たなければならぬので、駐車場にある集落の案内板を見ていると、棚田が有名らしいから散策に出かける。
棚田の方向へと車道を200mほど登ると、余の滝の案内が目に付く。滝まで600m、棚田までは2.2㎞。そして余の滝の案内が6個に対し棚田は1個。当然滝でしょう。
道標に従い川沿いを3、400m緩やかに上って行くと駐車場に着く。普通車ならここまで入れる。駐車場の案内板を読むと滝は落差48mとある。これは凄い。
滝への道は緩やかに上る舗装された道だ。
案内板の通り5分も歩かない内に、2つの滝が見えて来た。
下の滝は落差数mほどの滝だ。
本命の滝は、水の流れが岩壁を覆うような優美な滝だ。autoで1/60秒、
S指定で1/25秒、
1秒と変えて撮ってみた。どれが好みかな。1秒は少し手ブレ。100円につられて来た温泉で、思いもよらぬ見事な滝に出会えた。
温泉へ戻る途中、棚田の風景を少し味わうことが出来た。
温泉に戻ると暖簾が出て開館。
風呂は源泉掛け流しの43度、朝から冷えた体には最初少し熱めであったが、暫くすると丁度良い湯加減だ。
院内まだまだ色々ありそうな所だ。明日、車屋さんに寄る事情から、今夜の泊りは福岡の大任の駅だ。幸いにも半額のカツ丼と稲荷にありつけた。明日の朝食分まで買う。今日はいい日だ。
南から回れば徐々に暖かくなるからよいだろうと思ったが、ここにきて寒さが戻り風が吹くと凍える。南の温かさを半分分けてほしい。え!半額で我慢しておけって。