2024年5月14日、火曜日、晴。何かの雑誌で見て、温めていた脊振山地全山縦走を、晴れ間が続くようなので3泊4日の計画で実行。どう考えても吾輩の歩行速度では2泊3日は無理だった。
先ずは給水対策の浄水器とモバイルバッテリーを由布岳から戻って手配し、月曜日に入手したので翌日出発。
当初は高速バスで天神に出て、地下鉄、筑肥線で最寄りの福吉駅と思っていたが、調べるとJRで唐津線、筑肥線を使うと交通費も安く1時間も早く着くのでこれにした。基山から出発するつもりはなかった。
10時半過ぎに福吉駅に着き、10時41分出発。
今日の予定は女岳まで行ければと考えている。ザックは普段の物の他、寝袋、テント、4日分の食料、水4.5L。約15㎏超とずっしり重い。最初の水場は2日目の荒川峠までない。水は2日分持ったので、2日目午後にでも補給と考えている。普段の山行時間の1.2倍を考えて、急がずゆっくり歩こう。
駅を出て直ぐ、中村登山口へ向かう田園から正面に十坊山(とんぼやま)だ。
駅から15分ほど歩いて、二丈浜玉道路をくぐると、左手に見えていた浮嶽が大きく見えるようになる。右斜面の傾斜はそれほど急には見えないが、実際の登りはなかなかのものだ。本日のメインイベントだ。
駅から20分ほどの11時1分中村登山口に着く。縦走路最初のピーク十坊山まで80分とある。時間は気にせずマイペースで登ろう。民家の路地を道標に従って緩やかに登る。
登山道にはポイントポイントに道標が立っている、12時5分。
暫く登って行くと、追い越して行った人が下山して来る。12時31分十坊山山頂に着き、
唐津虹の松原の眺め。
坊主岩に登り、西に唐津の眺め。
北に福吉駅と糸島半島。
東に浮嶽、左に女岳と二丈岳。右は何でしょうかね羽金山?河童山?
展望を楽しんだのち12時40分次の浮嶽へと白木峠に下る。
13時6分白木峠に着く。道路の反対側に浮嶽登山口だ。
後方はゴルフ場の入口だ。
ここからは、最初は右手にゴルフ場のコースをチラチラ見ながら登るが、それも終わるとひたすら急勾配を登り続けるだけだ、本日のメインイベントだ。14時56分浮嶽山頂に着く。山頂には浮嶽神社上宮が鎮座。
山頂から次の女岳へと荒谷峠へ向かって下る。山頂から急勾配を10分ほど下ると白龍稲荷。
さらに10分下って15時23分舗装道を右に見て、その先に高そうな山、あれが女岳まさか?GPSで確認すれば女岳だ。
山道に戻りさらに10分ほど下って、再び舗装道を右に見て、荒谷峠まで下るだけで良い舗装道を取る。途中正面に女岳だ。
10分ほど舗装道を下ると荒谷峠手前で、左から山越えしてきた道を合わせる。
更に舗装道を下って行くと左、福岡県側からの道を合わせ(荒谷峠)、数十m進んで女岳への登山口道標と少し離れて大きな案内板を15時47分見る。
ここからカメさんになり急勾配を登り、一旦なだらかな所に出て再び急勾配を登ると、16時30分夕日で影を長く引く女岳山頂に着く。YAMAP一旦アップロード。今日はここまでの予定であったが、荒川峠まで1時間半なので頑張って下ることにする。テントを張れるような所はあるだろう。
下りになれば元気復活。10分ほど下った所で真名子分岐を左に見送る。
一旦ピーク721への登りに入りカメさんになる。17時30分を過ぎると西日が射しても植林は薄暗くなる。
そんな中で道脇に黄色く一輪キンランが輝く。暗いのでピントがぶれる。
17時56分荒川峠へ到着。
テントを張れるような所はないかと佐賀県側に20mほど入った所に林道あり。最近使われた様子が無いから車道から10mほど入ったここに決定。
ソーラーランタンの灯の下、夕食は唐津のコンビニで買って来たおにぎり。暗闇の中では、低輝度モードでも十分な明るさで、電池もいらずコンパクトで軽く大変便利だ。。8時消灯。目が覚めたのは午前2時、ぐっすり寝ました。
今回は縦走が目的なのとバッテリー節約で写真は極力控えている。
今日の行程、
諫早6:35=江北=久保田=唐津=10:38福吉(交通費2350円)10:41-11:01中村登山口-12:31十坊山12:40-13:06白木峠-14:56浮嶽15:00-15:47荒谷峠(女岳登山口)-16:30女岳16:43-17:22P721-17:56荒川峠(泊)