2023年7月23日、日曜日、晴時々曇。長崎に用事があり出かけたので、ついでに八郎岳から右回りに松尾岳へと歩く。今日はかねてより考えていた、松尾岳から山神様へ直接下ることを試みる。下れれば自転車道を歩かないで済むからだ。
10時10分駐車場を出発。ショートカットで八郎岳登山道へ出る。ここへの10分ほどの登りで汗が吹き出る。
稜線に出ると風があり、少しは涼が取れる。10時38分竿の浦からの道を左から合わせて、
暫く登ると、10人程度の集団を見る。
10時46分中間地点を通過。何時もながらこの案内板たちには和む。
最初の作業道横断の手前で集団に道を譲っていただく。11時サイレンを聞き長崎大水害の黙祷。山頂まで300mを過ぎて、直ぐの11時11分右に草住神社を見送る。
11時18分、山頂まで100m。
そして11時22分山頂に着く。先客1名。
九州北部はまだ梅雨明けしていない。ムッとする暑さなので霞がかかり、どちらを向いても眺望はパッとせず。女神大橋。
伊王島
佐敷岳・野母崎と眺めて、
小八郎岳へ向かう。
11時49分小八郎岳に着いて昼食。15分ほど休んで12時2分乙女峠(千々峠)へ向かう。
乙女峠との中間あたりまで下った所で、登って来る女性ばかり10人程の集団に会う。こちらもなかなかの健脚ぞろいのようだ。
12時17分乙女峠に着く。
黄色のお花畑が見られる。
ここから20分ほど登り返して、佐敷岳に12時39分に着く。
高島方向を眺めるが霞んでる。
佐敷岳から急坂を松尾岳へと下る。
下り続けて梯子を下ると、
3分ほど歩いた、13時14分松尾岳に着く。登山道は写真左手(西)に下るのだが、今回はかねてより考えていた、正面(北西)の北西尾根を下ろうと思っている。
先ずは真面目にコンパスを尾根方向におおよそセット。
下り始めの尾根は細く、勾配も急だ。細いのは尾根を外さずに済むから有難い。雑木が密集しているが人が歩くのには支障なし。
歩き出すと直ぐに小さな岩を左に巻く。
岩尾根だが崩れそうな岩は無い。蜘蛛の巣に気付かず、時たま顔を襲われる。
下り始めて数分もすると徐々に勾配が緩んでくるのと尾根の幅が広くなる。
下り始めて10分ほどで、岩場の上に出る。切れ落ちてる、そう簡単には下らせてくれませんね。どちら側からも下れそうだが左を巻く。
巻ながら眺める岩場。結構な高さがあるね。
巻いた先が次につながる尾根だ。勾配は更に緩くなる。左を巻いて正解であった。地形図を見れば右に巻けば沢だから左に巻くべきだ。地形図と地形を見て選ぶべきだ。こんなことがすぐ浮かばないのは修行が足りない。地形と運任せではいけない。(下からの登りの時には地形から自然と正しく巻くだろう)
岩場から10分弱下ると、竹林が左から寄せて来る。以前自転車道を歩いた時に山側に竹林を見たので結構下って来たのだと思う。
左側に沢状の筋を見て右へと方向を変える。マキの木も現れて来た。ミカン畑に良く植える木だ。
間もなく、前方に白い手すりが見えて来た。自転車道の手摺と思われる。
そして1分ほど下った、13時44分山神様の鳥居の横に出た。
農園の中を歩きながら眺める八郎岳。
13時50分下山。松尾岳北西尾根、標高差200mほどの藪漕ぎもなく素直な尾根でした。次の機会には下から登ってみよう。