2022年1月14日、金曜日、晴。昨日はぐずついた天候だったから今日は霧氷が見られるだろうと向かう。5時に目が覚めたからまだ早いと一寝入りしたら7時だった。循環道路が通行止めなので池の原妙見駐車場を10時2分出発。気温－3度。車はまばらだ。
広場から妙見岳を見上げると霧氷が付いている。
登山道には雪が積もっている。踏みつけられていないから滑らずに歩ける。
仁田峠近くまで登ると木にも雪が。
10時35分仁田峠に着く。しっかり霧氷が付いる。
登山道にはふかふかの雪が。
仁田峠から15分ほど登ると妙見駅が望める。
さらに5分も登ると、登山道わきの木々に霧氷が見られるようになる。
さらに5分も登ると仁田峠・ゴルフ場が眼下に。
雲一つない青空になってきて、白と青のコントラストがいいね。
11時12分妙見駅に着く。
11時20分妙見神社。ここまでの登りでもう足を上げるのもきつく、ヘロヘロだ。
神社からのしばらくの間は霧氷のトンネルになる所だが、今日はそれほどでもない。
吹越分岐手前の稜線から眺める、普賢岳・新山と国見岳。
吹越分岐を過ぎて眺める妙見岳。
日当たりが良い稜線でも解けない霧氷。
霧氷が日を浴びても頑張っているから、稜線からの眺めも良い。
国見岳と普賢岳。
妙見岳。
11時42分国見分れに着いても、国見岳への意欲が湧かず眺めるだけでパス。
ここは風の通り道なのでエビのしっぽが大きいね。
大下りの手前から普賢岳。
大下りは所々凍ているところがあったが、雪が深いところもあったから何とかアイゼンなしで下れた。
鬼人谷口に11時55分に着く。鳩穴に向かう道も雪が積もっているから小さな凸凹が雪で埋まり歩きやすい。
前回細いツララしかなかった所には、太いツララが下まで繋がってしまっている。
国見岳から江丸岳への山並みも日当たりが良いのに霧氷がしっかり付いている。
山車の辺りまで来ると、谷間で風が当たらないのか、毛細管のような繊細な霧氷が見られる。こんな霧氷がいいね。
12時22分鳩穴分れに着く。有明海の奥まで見渡せる。
もう一頑張りして立岩の峰まで登り昼にしよう。
立岩の峰への登りに入ると地中の所々から蒸気が出ている。周りの雪が解けているから分かる。
12時40分立岩の峰に着く。昼食を食べながらあたりを眺めると蒸気があちこちから上がっている。噴火が近いのではと思ったりする。
地面も熱いのか登山道の雪もこの辺りだけ解けている。立岩の峰で霧氷沢に備えチェーンアイゼンを着ける。向かう霧氷沢あたりと普賢岳を眺める。
凸凹の岩の上り下りにアイゼンがしっかり効いている。
13時5分霧氷沢に入口に着く。
今日は霧氷沢に誰も踏み入れた形跡がない。途中岩の上は凍っている。アイゼン正解。
霧氷は勿論繊細で雅だ。
普賢への道は吹き溜まりでは靴が埋まるくらい積もっていてふかふかでいいね。
13時21分普賢岳に着く。
熊本方向。
循環道路が通行止めだから登る人も少ない。山頂独り占め。
紅葉茶屋に下り始めてしばらくは霧氷が見られたが、
紅葉茶屋辺りでは雪は残っているが霧氷は全く消えてしまった。
アザミ谷へ下る道にもしっかり雪が残っている。アイゼンをまだ履いているから雪があるのは有り難い。
雪は普賢神社の手前まであったから有難かった。
展望所から眺める普賢と妙見。
仁田峠に14時21分に着いて妙見岳を眺めれば、登る前と比べると寂しくなっているね。
池の原への下りは日陰の道だから雪は解けずにかなり残っている。アイゼンを着けているから飛ばして下る。アイゼンを脱いだのは広場を見てからだ。
チェーンアイゼンは爪が1㎝程だから雪深くない山に向いているかもね。足への突き上げが少なく楽だった。
広場から眺める妙見岳。
14時40分駐車場に着く。ここの雪はさすがに解けている。
今日の行程、
妙見駐車場10:02－10:35仁田峠－11:12妙見駅－11:20妙見神社－11:42国見分れ－11:55鬼人谷口－12:22鳩穴分れ12:27－12:40立岩の峰（昼食）12:54－13:08霧氷沢－13:24普賢岳13:30－13:45紅葉茶屋－14:00アザミ谷－14:21仁田峠－14:40駐車場
帰路別所ダム下から妙見・国見を眺める。西側斜面になるから明日も霧氷観れるだろう。
余談）ゴルフ場脇から吹越への車道は昨年まで凍結時、チェーン・スタッドレス規制であったが、今回はチェーンのみ通行可であった。が、スタッドレスも行ったから吾輩もこれに倣う。なんでスタッドレスではダメなのだろう。駐車場までほとんど乾いていたのだが。
