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登山と車旅

北アルプス 2024.07.29 横尾から涸沢往復

2024年7月29日、月曜日、晴。行程を立て直し、今日は横尾から涸沢を往復だ。稜線上の小屋泊まりは強風が予想されるからなるべく避けた方が良いだろうとの指導なので横尾山荘に連泊で涸沢往復だ。

涸沢往復なのでゆっくりの6時30分横尾を出発。こんなに天気が良いのに稜線まで登れないのは恨めしい。目の前は屏風の頭で左は前穂の北尾根だろうか。
数分も歩くと河原の端を歩くようになる。屏風の頭の眺めが良い。
直ぐに河原から山道へと戻り、30分ほど緩やかに登ると、木々の間に見えるのは北穂高ではなかろうか。山頂の小屋まで確認できる。
登山道脇にホタルブクロやこれは何の花?が見られる。
さらに10分ほど歩いた7時27分、本谷橋手前で大きく視界が広がり、目の前に屏風岩、その右に北穂高が望めるようになる。アルプスらしい景観だ。
足元には何の花でしょうか。紫の花。
7時37分、本谷橋に着く。橋が新しくなっている。川べりで登る人、下る人が休息をとっている。
橋を渡ると登り傾斜も少し増す。8時17分大きな崩落跡の青ガレ。右下は涸沢の流れだ。正面は前穂の北尾根だろうか。
ここから15分弱登ると、上から見るとひし形に見える菱岩(ダイヤモンドロック)を通過。
更に数分も登るとSガレ(道がS字に曲がっているから?)。

Sガレを抜けて間もなく、8時38分目の前に奥穂が見えた。右の鞍部に小屋らしき建物も見える。
さらに20分も登ると、涸沢の流れの横を登りながら、奥穂(左)、涸沢岳(右)を目の前に望む。登りも緩やかになる。
9時8分涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐に着く。
2017年にはこの辺りに雪渓が残っていた。
分岐を涸沢小屋への道を取る。登る途中から振り返れば、東天井岳(左)と横通岳(右)の眺めがいいですね。
左手、テント場はまばらだ。錦秋時期には足の踏み場もないほどのテントで埋まるのだろう。
右前方に奥穂高の眺め。右端は涸沢槍だろう。時々稜線に雲が湧くようになって来た。雲の流れも早く風が強そうだ。ここ涸沢でも時折風が吹く。

分岐から20分の登りで9時28分涸沢小屋に着く。今日はここから戻るのでゆっくりと景色を眺めながらテラスでお茶。目の前は前穂と北尾根(左へ)。右から吊尾根か。
涸沢小屋から涸沢ヒュッテの眺め。今年は雪渓が消えるのが早かった由。これも温暖化の影響か?1時間ほどお茶をして、10時22分腰を上げて涸沢ヒュッテへと下る。

2017年涸沢ヒュッテの周りはまだ沢山の残雪があった。
10時40分涸沢ヒュッテに着いて眺める涸沢小屋からその後ろ北穂(右)、涸沢岳(左中)、奥穂への登り(左)。ここから北穂まではコースタイム3時間。恨めしや。
この図を参考に写真を眺めてください。
そして反対側、涸沢側(北東)に大天井岳(左端、緑の山の右)、東天井岳(中央2コブ)、横通岳(右)といい眺めだ。
その右に、屏風の頭。
涸沢の気温は20度と日影に入れば心地よい。日向はやはり暑い。
10時50分涸沢ヒュッテを後にして下りに就く。この辺りからなんだか体がだるい。寝起き、口の中がカラカラだったから、少し脱水気味かなと思ったりして水を飲むようにして下る。11時41分青ガレを過ぎた所で横尾本谷を眺める。blogを書く今地図を読めば、鞍部の先は天狗原になるのだろうか?

道々登りで気付かなかった花を撮る。
13時14分横尾山荘に下山。受付を待つ間に昼食。受付を済ませ部屋に入り風呂までの間一休み。15時30分からの入浴後、休憩している間に微熱を感じる。
18時夕食。メニューは昨日の豚肉ソテーが鶏肉に変わっただけ。食欲は有るのでロキソニンを飲んで寝れば明日の朝は回復するだろうと早目に寝る。山でだるい初めてのことだ。


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